悪魔の飽食

名著「ダークサイド・オブ・ロック」の第二弾が出ました。

今回は、ダイムバッグ・ダレル殺害事件や、ピート・タウンゼンド児童ポルノサイトへのアクセス、カウント・グリシュナックのその後やブラックメタルと人種差別の親和性など、ロックの持つさらなるカオスへ踏み込んだ内容です。


ただ、洋泉社のムックはよほどタイトなスケジュールで作られているのか、ちょっと校閲に甘いところがあるような。


Judas priestロブ・ハルフォードがHGであることはよく知られていますね。

レザレクション

レザレクション

(ちなみに、このアルバムでギターを弾いているのは、ダイムバッグ・ダレルが射殺されたときにヴォーカルを務めていたパトリック・ラックマン。)

また、サイドギタリスト、K・K・ダウニングの女装趣味や、元ドラマーだったデイヴ・ホランドジャズベーシストとは同姓同名の別人)の、少年へのレイプによる逮捕にも触れられています。

(このアルバムからホランドが加入)


これらを扱った記事で、プリーストのメンバー写真に「中央はハードゲイ」「左から二人目は女装趣味」「一番右は少年レイプ犯」というキャプションがついているのですが。


写真の一番右にいるのは、ベーシストのイアン・ヒル

一番左には、現ドラマーであるスコット・トラヴィスの、特徴的な長い顔があり、肝心のデイヴ・ホランドはどこにも写っていないんですよ。


明らかに別の写真を使っちゃったんですね。


これを見て、イアン・ヒルが何かクレームをつけてくるんでしょうか。


でも、イアン・ヒルの発言なんて聞いたこともないけど。


発言どころか、アルバムを聞いてもベースの存在感は無いに等しいし。