古株派エロゲー

まったくプレイしたことないんですけど、「ONE」とかいうゲームがあったそうですね。

ONE ~輝く季節へ~ True Stories オリジナルサウンドトラックアルバム

ONE ~輝く季節へ~ True Stories オリジナルサウンドトラックアルバム

嫌オタク流」とかでネタにされていたので知っているだけなんですが、この作品には盲目の女の子とか、唖障害の女の子とか、ちょっとアレな女の子とかが登場してくるそうです。

これも隠れ古株派に入るんでしょうかね。



まぁ、古株派の定義として「戦士・武将に限る」というのがあるので、実際には入れることはできませんが、萌え属性の一つとして「古株萌え」というのもあるんでしょうか。

これが「隻腕」「四肢欠損」とかに行っちゃうと「アンピュティ」というこれまたアレなジャンルに到達しちゃうんですけど。

トンデモ超変態系

トンデモ超変態系

アンピュティもののエロゲーがあるのかどうか、はもう恐ろしくて調べる気にもなれません。



ところで。



「ONE〜輝く季節へ」には、主人公のもとにぐちゃぐちゃな字のハガキが届き、不気味に思って捨ててしまうが、実はそれは盲目の女の子が頑張って書いたものだった…というエピソードがあるそうです。


本田透さんなんかはこれでガツンとやられてしまったそうですが、実は、これによく似たエピソードが、水島新司先生の「あぶさん」にもありました。

あぶさん (8) (ビッグコミックス)

あぶさん (8) (ビッグコミックス)

この巻に収録されている「少女の信濃川」というエピソード。


大阪の景浦のもとへ、新潟の病院に入院している「早苗ちゃん」という女の子からファンレターが届きます。


ひらがなの大きな文字で書かれたその手紙を、小学生ぐらいの幼い子が書いたものと思った景浦は、

まいにちびょうきとたたかっているんだね。
えらいなあ。
さなえちゃんは、かわいくてがんばりやなんでしょうね。
おにいちゃん、そういうおんなのこってだいすきです。
さなえちゃんのとしがもっとうえなら、
おにいちゃんのおよめさんにしたかったなあ

という、明らかにキャラに合ってない返事を書きました。

フツフツと湧き上がる景浦ロリコン説はともかく、故郷の新潟に帰省した景浦は、早苗ちゃんが入院している病院が実家の近くにあるのを思い出し、お見舞いに行きます。


ところが、病室にいたのは高校生ぐらいの美少女でした。


彼女は目の病気で、視力が弱っているのでひらがなしか書けなかったのですね。


おかしな返事を書いてしまい、バツの悪い思いをする景浦ですが、さらにタイミング悪く、景浦が大阪で書いて投函した返事が、ちょうどそこに届きます。

「読んでください」と言われた景浦、激しく赤面しながらロリコン告白文書を朗読させられるのでした。


これが「ONE」の元ネタになっていたんでしょうか。