さらば愛しきルパン

YouTubeで、「ルパン三世パイロットフィルム」を見ました。


ファーストシリーズが製作される二年前に試作されたパイロット版。


ルパンは広川太一郎、銭形警部は大塚周夫、五ェ門は小林修というキャスティングですが、あまり違和感はありません。


ルパン三世 パイロットフィルム - Wikipedia
このパイロットフィルムには、テレビ版のほかにシネスコ版もあり、そちらではさらにキャスティングが違い、ルパンは野沢那智で五ェ門が納谷悟朗でした。



現在、ルパン役としては栗田貫一が「二代目」として公式サイトにも記載されていますが、「初代」山田康雄の前にもいたんですね。


クリカンが「二代目」ということは、古川登志夫は「1.5代目」ということなんでしょうか。

ルパン三世 風魔一族の陰謀 [DVD]

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1987年に製作されたこの作品では、

という、ドラえもんより18年早いキャストリニューアルが行われていました。

といっても、声優陣の名前を見ればわかるようにイメージはほとんど変わっておらず、むしろ音楽が大野雄二じゃないことの違和感の方が大きいという佳作でしたが、話が伝わっていなかった山田康雄が激怒したため、次作からはいつものメンバーが復帰したのでした。



去年に放送されたスペシャル「ルパン三世 天使の策略」もいちおう観たのですが。

ルパン三世 天使の策略~夢のカケラは殺しの香り~ [DVD]

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内容もイマイチでしたが、キャスト陣もさすがにお年でして、衰えを隠せません。とくに小林清志納谷悟朗はかなり苦しそうでした。



そろそろ、またキャスト一新してもいいんじゃないでしょうかねぇ。



自分の考えた「新ルパン」です。


こんなところでどうでしょう。