宇宙猿人ゴリ対スペルマン枢機卿
ここ数日、仙台では赤ちゃん誘拐事件の話題で持ちきりでした。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060112-00000005-maip-soci
ところで。
この事件の舞台となった光ヶ丘スペルマン病院ですが、昔「VOW」のネタになってましたので、聞き覚えのある方もいらっしゃるでしょう。
VOW 現代下世話大全―まちのヘンなモノ大カタログ (宝島COLLECTION)
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まぁ最近は「ザーメン」という呼称が一般的で、「スペルマ」という言葉もあまり聞かれなくなりましたが。(なんの話だ)
しかし、なんでこんな名前をつけたのか。
http://www.spellman.or.jp/guidance/index3.html
病院のHPによれば、昭和27年頃、カトリック北仙台教会の主任司教だったピエール・ビソネット神父が、当時来日中だったフランシス・J・スペルマン枢機卿の援助を得て設立されたため、この名前になったそうです。
いい人じゃないですか、蒲生譲二。
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まーしかし。
「枢機卿」って、なんかいい称号だなぁ。
なんだか強そうじゃないですか。
ほら、あれですよ。
悪魔側の人間に囲まれたりするわけですよ。
「枢機卿、我らの主があなたをお待ちです。ご同行願いましょうか」とかいって、黒ずくめの男たちに、ギザギザの付いた刃物を突きつけられたりするわけじゃないですか。
そしたらね。
付き人のシスターが「す、枢機卿さま…」言うて脅えるわけですよ。
でも、枢機卿はニコニコしながら「心配いりません、下がっていなさい」と言うわけです。
「ほほほ、この老体に今さら何の用があるというのですか。『彼』も進歩のないことだ…」
とか言ってね。この人はもう敵のボスのこととか何もかも分かっているわけですよ。だって枢機卿だもん。
んで、イラッときた悪者がね。「では力ずくでも来ていただくことになります」とかいうわけですよ。
したらね。
枢機卿は、ニコニコした表情を崩さないままで「ほう、私を力ずくで引っ張っていく、というわけですか。貴方が、私を力ずくで」とか言うわけです。
ここで、口がちょっと歪んで目がギンッと光るわけですよ。
「なめるなよ、若造」
…そんで、聖書を開くと竜巻とビームが出て、敵を瞬殺するという。
「枢機卿」と聞くと、なんかこういうイメージを持ってます。
間違ってることはわかってますよ、えぇ。
自分でも、なんでこんなイメージが出てきたのか理解できません。