犬と中国人入るべからず

世にカンフー映画はいくつもありますが、ブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」がその最高峰であるとする意見が業界では支配的です。

戦前、上海の公園には「犬と中国人入るべからず」と看板があったそうですが、中国人はともかくとして犬を立入禁止にする公園が最近増えていて、屋外で犬と遊びたい愛犬家には不便な世の中です。


犬の話はともかくとして、この映画で悪役の日本人を演じる橋本力さんはもと大毎オリオンズプロ野球選手で、引退後は大映に俳優として入社、勝新太郎門下で殺陣を学んで時代劇にいくつか出演し、「大魔神」や「妖怪大戦争」のスーツアクターも務めます。

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香港へ招かれて「怒りの鉄拳」に出演しましたが、ブルース・リーに蹴られてすっ飛んでいくシーンを吹替えたのがスタントマンだったジャッキー・チェンだという物凄い経歴の人物でした。この本を読むと詳しく載っています。


「怒りの鉄拳」はファンからも絶大な支持を得ていて、中川翔子大先生もアツイ思いを語っておいでです。
http://yaplog.jp/strawberry2/archive/2635

・・・えーと、この文章、大槻ケンヂさんが書いてるんじゃないですよね?