方言萌え

昨夜の「Matthew’s Best Hit TV」は、藤井隆＆乙葉婚約記念でマシュー＆藤井の対談という特別企画があったのですが、それ以上に「なまり亭」に出演した磯山さやかがあまりにも素晴らし過ぎました。
勢いあまって日記がこんなことになってしまった方もいらっしゃいます。
2005-05-12 - チャイモバ！！（^▽^）

わたしもやられました。
いそっちの健康的なムチムチバディと純朴そうな茨城訛りの絶妙なマッチングに思わず萌え死にしそうになりました。

やっぱりアイドルはお米をしっかり食べなくちゃダメよ。

萌え属性の一つとして「関西弁」というのは既に確立していますが、東日本・北日本訛りは「イナカもん」として貶められているのが現状。正確な表現など望むべくもありません。

センチメンタルグラフティ

ギャルゲー史上に燦然と輝くクソゲーの金字塔である「センチメンタルグラフィティ」では、「永倉えみる」という仙台在住の女の子が登場しますが、自らを「えみりゅん」と称し、語尾に「りゅん」を付けるというアヴァンギャルドな言語感覚の持ち主で、まったく東北弁を話すことがありませんでした。

サクラ大戦 ~熱き血潮に~(通常版)

「サクラ大戦」のヒロイン、真宮司さくらは仙台出身という設定ですが、言葉はキレイな標準語。関西弁のキャラはいるのに、東北弁は認められないようです。

舞台版「サクラ大戦歌謡ショウ」では、着物を着た横山智佐が仙台弁を喋るシーンがあるそうですが、わたしは徳光康之さんではないのでそこまで追えません。

濃爆おたく大統領(2) (マガジンZ KC)

東北弁ものというと、やはりこの作品を超えるものは出ていないでしょうね。

六三四の剣 DVD BOX 3(青春編BOX)

最終回、六三四と修羅の試合中に嵐子が涙ながらに叫ぶ、

「負けんでねえ〜！あんたは岩手の虎だべす〜！」
（訳：負けないで！あなたは岩手の虎でしょう！）

六三四の剣 (11) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)

には、岩手県生まれの人間として血をかき立てられるものがありました。

今気が付きましたが、この作品では敵役はみんな関西弁を喋ってますね。東北のルサンチマンでしょうか。
しかし、やっぱり藤堂国彦はすごい。
息子に「修羅」と名前を付け、幼稚園児に突きを仕込むというのはまともな父親じゃないですよね、どう考えても。

実は、東北弁ものの最高峰として地下沢中也の「宇宙の二人」という短編があるのですが、単行本になっていないのが残念です。