時の過ぎ行くままに

魁!!クロマティ高校」が、2週の休載を経て新展開に突入しています。

魁!!クロマティ高校(12) (講談社コミックス)

魁!!クロマティ高校(12) (講談社コミックス)

なんと、連載280回にして神山が2年に進級しました。

・・・ということは四天王は3年生か。

ゴールド

ゴールド


漫画作品では、時の流れと言う問題はけっこう重要です。

たとえば、「BE-BOP-HIGHSCHOOL」では、長きにわたった連載中ずっとヒロシとトオルは学ランを着ていて、一度も「衣替え」や「夏休み」、「お正月」などといった季節ネタはありませんでした。ここでは、これを「愛徳方式」と呼ぶことにします。
うる星やつら (1) (小学館文庫)

うる星やつら (1) (小学館文庫)

うる星やつら」では、長きにわたった連載中、ほぼリアルタイムで季節が巡り「夏休み」「お正月」「節分」など季節ネタが満載でしたが、「卒業式」や「入学式」は一度も行われず、あたるもラムちゃんもずっと高校2年生のままでした。「サザエさん」以来漫画のスタンダードといえるこの方式を、ここでは「友引方式」と呼びます。
はじめの一歩(72) (講談社コミックス)

はじめの一歩(72) (講談社コミックス)

「はじめの一歩」では、連載開始当初は現実の時代設定と同じだったのですが、連載が進むにつれて時代がゆっくり流れ出し、15年経った今でも作品中では5年くらいしか経っていません。これを「鴨川方式」とここでは呼ぶことにします。*1


クロマティ高校」は「愛徳方式」だとばかり思っていたのですが、実は「鴨川方式」だったのですねぇ。

・・・というより、一年生なのに修学旅行に行ったりしてるからあんまり関係ないか。

*1:どんな作品がどれに当てはまるか考えてみよう!