龍の門

近所のTSUTAYAを物色していましたら、こんな本があるのを見かけました。

ドラゴンゲート 上

ドラゴンゲート 上

ドラゴンゲート 下

ドラゴンゲート 下

「純愛ファンタジー小説」というふれこみで、ドラゴンやエルフが活躍する世界を舞台に少年少女が成長していく物語とのこと。


ノンフィクション・歴史・古文書の出版社 - 柏書房
(出版社のサイト)


まぁ昔の富士見ファンタジア文庫とか角川スニーカー文庫によくあったような類のものだと思われますが、作者がベトナム系ドイツ人の女性で、書いたときはまだ19歳だったというのが話題になっているようですね。


日本のミステリー界には、12歳の女性が書いた長篇というのも存在しますけど。

殺人ピエロの孤島同窓会 (宝島社文庫―『このミス』大賞シリーズ)

殺人ピエロの孤島同窓会 (宝島社文庫―『このミス』大賞シリーズ)


エロ漫画では、12歳の天才エロ漫画家少女が主人公の作品もありますが、さすがにこちらは空想の産物でしょう。

キャノン先生トばしすぎ (OKS COMIX)

キャノン先生トばしすぎ (OKS COMIX)



それにしても、『ドラゴンゲート』ってタイトルはいかがなもんでしょうか。


ウルティモさんにちゃんと話は通してあるの?

DRAGONGATE オフィシャル・コラム・ブック

DRAGONGATE オフィシャル・コラム・ブック

(そんな必要は絶対にない)


ドラゴンゲート」で検索すると、やっぱりドラゲーの方が先に出てきますからね。ここは避けたほうがよかったと思うけどなぁ。吉本興業が、宮川大輔に芸名をつけさせなかったのと同じ疑問を感じてしまいました。

愛をみつけた―大助・花子のおやオヤ日記

愛をみつけた―大助・花子のおやオヤ日記


そういえば、最近『とらドラ!』というラノベがアニメ化されて人気だそうですが。

とらドラ! Scene3(初回限定版) [DVD]

とらドラ! Scene3(初回限定版) [DVD]

この作品では、目つきの悪い主人公の竜児くんと暴れん坊ヒロインの大河(小柄な体格のため「手乗りタイガー」との異名を持つ)が登場しますが、浅井嘉浩が「ウルティモ・ドラゴン」のリングネームを封印していた一時期、佐山聡がかつてやっていた「ザ・タイガー」のキャラを継承して、さらにドラゴンのイメージをも加えた「タイガー・ドラゴン」のリングネームで戦っていたことをおぼえている人はかなり少数派だと思われます。結局どっちなのよ校長。


タイガー&ドラゴン〈上〉 (角川文庫)

タイガー&ドラゴン〈上〉 (角川文庫)