クイズ！ 年の差なんて

とりあえずこのニュースを読んでいただこう。

脱走した？キョン、南房総で大繁殖…駆除進まず （読売新聞） - Yahoo!ニュース

　房総半島南部で、シカ科の外来種キョンの繁殖が急増し、稲やイチゴなど農作物を食い荒らすなど被害の拡大が続いている。

　推定生息数は２００７年度の約３４００頭に対し、１４年度末で１０倍超の約４万７００頭に上っている。千葉県は、今年度から各自治体に捕獲費を補助する対策強化に乗り出した。

　野生のキョンが目撃されるようになったのは、同県勝浦市の動植物園「行川（なめがわ）アイランド」（２００１年閉園）から脱走したとみられる後の１９８０年代に入ってからで、温暖な気候と餌となる下草に恵まれているために繁殖したとみられる。

　県は０８年度に駆除計画を策定したものの駆除が進まず、１２年度に計画の練り直しを迫られた。それでも１４年度の捕獲数は約２２００頭にとどまった。県は今年度から市町村に対し、捕獲費の半額を上限に補助している。鳥獣保護法では、狩猟鳥獣に指定されていないため、狩猟ができないのが現状で、ワナを使った捕獲が中心となっている。

こういう、養殖の失敗により生態系が破壊される事例というのは各地で後を絶ちませんが、今日の本題はそこではなく。

ブックマーク一覧を見ると、「キョン」という言葉への反応が、世代により二分されていますね。

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川つばさ文庫)

若い世代は『涼宮ハルヒの憂鬱』の語り手である「キョン」を。

（この人）

そして上の世代は、『がきデカ』におけるこまわり君の一発ギャグ「八丈島のキョン」を。

がきデカ 14 (少年チャンピオン・コミックス)

『ハルヒ』にしても原作はもう１２年前、大ヒットが記憶に新しいアニメ版だって初放送は２００６年と、もう９年も前のことです。でも、『がきデカ』は１９７４年から８０年までの連載ですから、覚えてる人は確実にアラフォー以上です。ちなみに１９８９年にはフジテレビ系でアニメ化されていますが、覚えている人はかなり少ないでしょう。

さて、あなたは「キョン」といえばどっちですか？

なお、アンドリュー・ラウ監督の『インファナル・アフェア』でも、その死にざまで観客の涙を誘った名わき役「キョン」がいましたが、そちらを思い出した人はやはりかなりの少数派になるでしょう。

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