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公的年金を抑制するために、新たな制度が適用されるそうですが。


「マクロスライド」:初適用 低年金層対策、置き去り - 毎日新聞 「マクロスライド」:初適用 低年金層対策、置き去り - 毎日新聞

 4月以降、公的年金はこれまでのように増えなくなる。物価が上昇に転じ、デフレ下で凍結されてきた年金抑制策「マクロ経済スライド」が初めて機能するためだ。今後も物価の上昇基調が続けば、若者が将来受け取る年金はひと息つく半面、低年金のお年寄りは打撃を受ける。にもかかわらず、セットで進めるはずの年金の底上げ策は先送りされようとしている。


で、記事中では、年金の抑制で打撃を受ける高齢者や障害者、将来の不安から国民年金保険料の支払いを拒否する若者などを紹介しており、現代の日本が抱える大きな問題であることがわかります。ちょっと前に、厚生労働省「私たち若い世代の年金はどうなるの?」「知らねーよ産む機械のくせに文句言うな」という漫画をWEBに公開して大批判されましたが、解決できる方法はまず存在しないので、どうしようもないですね。


それより、「マクロ経済スライド」を「マクロスライド」と呼んでしまうと、ミンメイアタックを疑似体験できる遊園地のアトラクションみたいでびっくりしますよね。


オレは今でも、この歌を聞くたびに、間奏部分でブリタイ艦長の檄文を読み上げずにはいられないのです。


となると、「置き去りにされる低年金層」というのも、マクロス的には柿崎速雄のことに違いないですね!

テレビ版では、何の意味もなくマクロスバリアの暴走に巻き込まれて死亡し、劇場版では、何の意味もなくミリアのクァドラン・ローに撃墜されて死ぬという不憫な柿崎。戦友を撃墜した女と結婚するマックスのぐう畜ぶりも味わい深い。フォッカー少佐が戦死したときには、恋人のクローディアとのやりとりによる、幾分はかっこいい死亡フラグが立っていましたが、柿崎の場合は「注文したステーキが食べられなかった」という食い意地だけの存在(絵コンテの段階ではひと口も食べられない予定だったが、作画を担当した平野俊貴が「あまりに不憫」とひと口だけ食わせてやるよう変更したという)に落ちぶれてしまいました。その後も、ゲームでは柿崎機を選ぶとクリアしても強制ゲームオーバーになるなど、どの世界線でも必ず死ぬという運命を背負わされたネタキャラ扱いになるのでありました。『ゲッターロボ』でいう巴武蔵のような存在ですかね。『スーパーロボット大戦』シリーズでは、作品によっては生き残る展開もあるようですけど。


最近は、『艦これ』のアニメで誰だかが大した意味もなく轟沈したというので、ファンが制作陣を批判しているそうですが、柿崎に比べりゃへーきへーき。