＜みちのく怪談＞事始め - 男の魂に火をつけろ！　～はてブロ地獄変～

池袋のリベロで、7月30日から9月2日までブックフェア「東北　＜可能性としてのフロンティア＞」が開催中ですが、明後日の8月20日、これを記念したトークイベントが開催されます。

〈みちのく怪談〉事始め

ブックフェア「東北　〈可能性としてのフロンティア〉」の開催を記念しまして、東北を中心に各地で開催されている〈みちのく怪談〉のイベントを行います。

〈みちのく怪談〉とは2010年の『遠野物語』刊行100年を記念して、宮城県仙台市の出版社「荒蝦夷」が中心となってスタートしたプロジェクトで、東北を舞台とした名作怪談の復刻や、800字〈みちのく怪談〉コンテストを開催（選考委員は作家・高橋克彦、民俗学者・赤坂憲雄、文芸評論家でアンソロジストの東雅夫の３氏）。コンテストの成果は『みちのく怪談コンテスト傑作選2010』として荒蝦夷から刊行。『傑作選2011』は８月９日刊行予定です。プロジェクトが２年目に入って間もなく、東日本大震災が発生。プロジェクトの継続も危ぶまれましたが「慰霊と鎮魂」を大きなテーマに掲げ、現在も被災地発信の文芸プロジェクトとして展開中です。東さんをはじめ、このプロジェクトに取り組んできた荒蝦夷代表・土方正志、山形市在住の怪談作家・黒木あるじ、第２回みちのく怪談コンテスト大賞受賞・須藤文音（偕成社『地震のはなしを聞きに行く　父はなぜ死んだのか』著者）などなどのみなさんが〈みち怪〉を語ります。