9月の告知

8月ももう終わりです。まだまだ暑い日が続きますが、そろそろ秋の気配も近付いてまいりました。それでは9月の告知を。

小説家になろう講座

1959年仙台市出身。仙台第一高校卒業。
高校卒業後に上京し、週刊誌記者や電気工などの職につきながら小説を執筆。1984年に「木を接ぐ」(『雛の棲家』所収)で第3回海燕文学賞を受賞しデビュー。1990年『ショート・サーキット』で野間文芸新人賞、1991年には『ア・ルース・ボーイ』で三島由紀夫賞を受賞。


その後、仙台市に帰郷し、1997年『遠き山に日は落ちて』で第1回木山捷平文学賞。同年にはノルウェーに一年間滞在する。


2004年に『鉄塔家族』で第31回大仏次郎賞。2007年にはノルウェー滞在経験をもとにした『ノルゲ』で第60回野間文芸賞を受賞。
また、アスベスト禍を追ったルポルタージュ『石の肺』も刊行。


現代を代表する私小説作家として知られる。


2010年より、大仏次郎賞、野間文芸賞の選考委員を務めている。

往復書簡 言葉の兆し

往復書簡 言葉の兆し

sakka@sakuranbo.co.jp TEL.023-628-3911(受付時間 平日10:00〜18:00)

せんだい文学塾

 1969年東京都出身。学習院大学経済学部卒業。ロックバンドの活動を経て、小説家に転身する。


 2002年に『妖の華』(文春文庫)で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞、2003年に『アクセス』(新潮文庫)で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、注目を集める。
 2005年『ジウ―警視庁特殊犯捜査係』(中公文庫)を上梓し「新たな警察小説の誕生」として大反響を呼ぶ。シリーズ3作は100万部を超えるベストセラーになり、2011年には黒木メイサ多部未華子主演でテレビドラマ化された。
 また、2006年『ストロベリーナイト』(光文社文庫)でスタートした女性刑事・姫川玲子シリーズも評判を呼び、文庫既刊4冊で220万部を突破。竹内結子主演で、2012年に連続テレビドラマ化され、2013年には映画化される。
 一方で、青春小説のジャンルでも注目されており、とくに剣道を題材にした『武士道シックスティーン』『武士道セブンティーン』『武士道エイティーン』(いずれも文春文庫)の武士道シリーズも人気を博して、『武士道シックスティーン』は成海璃子北乃きい主演で映画化もされた。現在、もっとも活躍が期待されている若手人気作家である。最新作は『幸せの条件』(中央公論新社、8月刊)。

幸せの条件

幸せの条件

  • 会場:仙台文学館 講習室 http://www.sendai-lit.jp/
  • 定員:90名
  • 受講料:一般2000円、学生1000円、高校生以下無料
  • お申し込み/お問い合わせ:せんだい文学塾運営委員会

sendaibungakujuku@gmail.com TEL.080-6013-5008

この講座について

  • 文芸評論家の池上冬樹先生が、コーディネーターを務められます。仙台と山形で運営母体は異なりますが、雰囲気や内容はほぼ共通しています。
  • 山形の講座からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さんと柚月裕子さん、新潮社より『ガラスの煉獄』を刊行された壇上志保さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞を受賞された吉村龍一さんを輩出しています。
  • 「せんだい文学塾」の受講生からも、オール讀物新人賞で最終候補まで残った方が出ました。
  • 受講生から提出されたテキスト(短編小説、エッセイなど)を教材として採用しております。テキストは当日も配布いたしますが、希望者には事前にメール配信もいたします。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
  • プロ作家志望の方も、読書を趣味とされる方も、どなたでも気軽に参加できます。
  • 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
  • 講座終了後には、講師の先生を交えての懇親会も開催します(会費は4000〜5000円ていど)。こちらへも参加されると、より深く楽しめます。
  • 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方、ついでにワッシュ手作りのお菓子に興味がおありの方は、どうぞご参加ください。