ポテトチップス論争 - 男の魂に火をつけろ！　～はてブロ地獄変～

『めしばな刑事タチバナ』６巻を読みました。

今回のハイライトはポテトチップス論争。カルビー派とコイケヤ派で激しく言い争う女性警官たちの間に割って入った立花が、日本ポテトチップス界の草分けである「フラ印」を推す……という、相変わらず大の大人とは思えないどうでもいい内容が楽しめます。

ポテチ論争は「カルビーvsコイケヤ」から「コンソメvsうすしお」というベクトルに流れを移します。

なもりの漫画『ゆるゆり』では、主人公の赤座あかりによる「わぁいうすしおあかりうすしお大好き」という台詞があり、これが作品の代名詞となって、改変ネタもよく見かけます。うすしおは女性に好かれる傾向があるのでしょうか。

ツイッターにはこのキャラクターを使ったBotもあります。

この愛されぶりは、猿渡哲也の『タフ』でいう「うぁぁぁ　き…鬼龍が廊下を練り歩いてる」みたいなもんでしょう。

ちなみに、単行本収録版では「練り歩いてる」の語は差し替えられております。

鬼龍おじさんのﾎﾞﾎﾞﾎﾞｯﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝはさておいて、コンソメvsうすしおという不毛な対立の構図を見てとった立花は、そこにヤマヨシの「わさビーフ」をぶつけてきます。

ポテチの主流メーカーが「コンソメ」か「塩味」に力を入れる中、あえて変り種で勝負するヤマヨシの姿勢を推すという、いつもながらの判官びいきな立花刑事なのでありました。

ちなみにぼくのお気に入りはカルビーの「ピザポテト」ですね。なんといっても抜群に味が濃い。

ピザポテトはカップ焼きそばにもなっていて、これも再現度が高くなかなかイケます。