いいやつタイガーマスク!

タイガーマスク運動はまだ続いているようですが、神奈川県ではこんな寄付がありました。


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110118-OYT1T00214.htm?from=main6

「子供においしいチャーシュー」善意が廃棄も

 相模原市中央区の市立あじさい会館の管理室ドアノブに16日夜、手作りとみられるチャーシュー4本(1本800グラム)入りの保冷バッグが置かれているのを職員が見つけた。「子供たちにおいしいチャーシューを食べさせてあげてください。伊達直人を尊敬するラーメン界の勇者より」と書かれた手紙が入っていた。


 同市では、タイガーマスク運動に共鳴した人の寄付とみているが、「製造日時などがわからず、食品としての安全性が確認できない」とし、冷蔵保存したうえで寄付者に名乗り出るよう呼びかけている。市の担当者は「本人からの連絡がなければ廃棄せざるをえない」と話している。

コレはダメでしょ。誰が作ったかわかんないチャーシューなんて子どもに食べさせられるわけねえだろ。食べ物はせめて手渡しにしなさいって。知らない人が勝手にドアノブにチャーシューを引っ掛けていく、ってどういう都市伝説だよ。



で、続報です。


http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1101180027/

チャーシュー匿名寄贈の「ラーメン界の勇者」が名乗り出る/相模原

 「ラーメン界の勇者」を名乗り、「子どもたちに食べさせてほしい」と、相模原市にチャーシュー4本を寄贈した人物が18日、神奈川新聞社相模原総局に名乗り出た。

 寄付者は、同市緑区内でラーメン店を営む夫妻。市も同日、確認した。市は厚意に感謝しつつも、安全性が確認できないとして、チャーシューを返納するという。

 市によると、チャーシューは、16日午後9時ごろ、市立あじさい会館(同市中央区)に、「子どもたちに食べさせて」などと書かれた手紙とともに、保冷バッグに入れられて置かれていた。市はホームページで寄付者に名乗り出るよう呼び掛けていた。

 夫妻によると、チャーシューは自家製で、同店で販売しているもの。あじさい会館内の社会福祉協議会に贈るつもりが、夜間のため、手紙とともに置いたという。夫妻は「次はしっかりとした形で、子どもたちにラーメンをごちそうしたい」と話している。

無事に治まったようです。よかったよかった。



そういえば昨年、大阪のラーメン屋に「子どもたちに食べさせて」と100万円を置いていった人がいましたが、その影響と今回のタイガーマスク運動を合わせてのこの行動だったのかもしれませんね。


んで、昨日も取り上げたアントニオ猪木退院会見ですが、初代タイガーマスクも同席して、こんなコメントを出していました。


http://www.sanspo.com/fight/news/110118/fga1101180501000-n1.htm

初代タイガーマスク「取材はお断り」

 6日に腹痛を訴え、救急搬送された元プロレスラーでプロレス団体IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)代表のアントニオ猪木(67)が17日、東京都内のホテルで、退院会見を開いた。
 会見場には「初代タイガーマスク」も登場。養護施設へのランドセル寄贈などが相次いでいる「タイガーマスク運動」について、「とてもいいこと。しかし皆さんの善意を自分のために使う気はないので、取材はお断りしている」とした。猪木が「随分堅いこと言うね」と突っ込むと、胆石にかけ「石ですから」と切り返し、会場の笑いを取っていた。

カ…カテエ……まるで胆石のように凝り固まった佐山のアタマ!


初代タイガーマスクの慈善活動といえば、老人ホームを訪問してお得意の「ウフフ」笑いを見せ、片手倒立で階段をのぼる離れ業を披露したのがよく知られています。

プロレススーパースター列伝 (8) (講談社漫画文庫)

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(それは漫画の中の話である)


その志はいまも変わっておらず、奇しくも「タイガーマスク運動」が勃発したのと同時期の昨年クリスマスに、こんな発表もしておりました。


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/headlines/20101225-00000022-spnavi-fight.html

初代タイガーマスク、4,000人全員無料のビッグマッチを開催!

 12月24日、初代タイガーマスク率いる、リアルジャパンプロレス興義館で記者会見を行い、来年2月18日に『プロレスチャリティーイベント プロレス・ジャパン・エイド 2011』を開催すると発表した。
 プロレスで世の中を元気に――。この合い言葉と共に、これまでもプロレスにこだわらず、様々な分野で活動してきた初代タイガーマスクが新たなプロジェクトを始動。来年2月に東京・代々木競技場第二体育館で入場無料のイベントを開催する。

 これまでプロレス界では数々のチャリティーイベントが行われてきたが、約4,000人収容の代々木競技場第二体育館というビッグマッチ仕様の会場で、しかも入場無料というのは前代未聞のこと。初代タイガーマスクの「名ばかりではない本格的なチャリティーを行います。覚悟を持って自分たちは邁進していきますから」という言葉からも並々ならぬ決意が感じられる。

 今回の大会は児童養護施設の子供たちや障害者の方々、さらには入場を希望する一般のファンも無料(事前申込が必要)。会場内では募金活動、さらに、出場する選手やこのイベントに賛同する著名人のグッズオーディションも行われ、収益金の一部は関係施設に寄付される。名誉実行委員長には超大物の就任も予定されており、大会当日は趣旨に賛同した著名人・芸能人が多数来場するという。

「お客様に対して本当に“フリー”な状態を作って、そのまま募金していただこうと。みんなの力で日本を盛り上げていこうと思います」と初代タイガー

 無料とはいえ、3000人以上の規模の会場を埋めるには相応の対戦カードが必要になってくるが、初代タイガーマスクは「まだ発表できない状態ですが、かなり期待のカードを計画しています」と発言。「3000人以上も集まるわけですから、凄い試合を用意して、“プロレスってこんなに面白いんだよ”というものを表現したい」と力強く語っていた。
 その言葉を裏付けるように、既に藤波辰爾長州力鈴木みのるザ・グレート・サスケなどの出場が決定。一方、自身に関しては前回大会でヒザを負傷してしまったが、現在はかなり回復しており、状況によってはシングルでの注目カードを自身にも用意する準備があるという。
「このイベントは特別なもの。プロレス界全体が飛躍する第一歩とも言えるような大会なんです。だから、“いい試合をする”“世のためにもなる”、この2つを達成したい。それができれば本当に幸せです」

 初代タイガーマスクの言葉にも力が入る。このチャリティー大会だけではなく、来年1月10日には『レジェンド・プロレスリング』が開催され、さらに3月には『武道・掣圏』の第1回大会も決定している。2011年も初代タイガーマスクは“ストロングスタイルの復興”を旗印に驀進する!


初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
プロレスチャリティーイベント『プロレス・ジャパン・エイド 2011』
2011年2月18日(金)東京・代々木競技場第二体育館 開場16:30 開始18:00


<内容>
プロレスリングの試合(5試合)、選手&各界著名人お宝グッズオークション、他。募金及びグッズオークション収益金一部を関係施設に寄付。


<出場予定選手>
初代タイガーマスクリアルジャパンプロレス)、藤波辰爾ドラディション)、長州力リキプロ)、鈴木みのるパンクラスMISSION)、ザ・グレート・サスケみちのくプロレス)、石川雄規バトラーツ)、アレクサンダー大塚(AODC)、スーパー・タイガー(リアルジャパンプロレス)、タイガー・シャーク(リアルジャパンプロレス)、スーパー・ライダー(リアルジャパンプロレス)、関本大介大日本プロレス
※他出場予定選手及び対戦カードは後日発表。


<来場対象者>
児童養護施設の子供たち、障害者の方、他、入場希望の方(会場内での募金にご協力をお願いします)


<席種・料金>
入場無料(事前に申し込みの上、指定席チケットを郵送)

<大会チケットの申込方法>
以下のURLページの申し込みフォームより
http://www.rubbersoul.ne.jp/pwja2011.htm


<応募締切>
2010年1月14日(金)
※締切日以前に申し込みの場合でも先着順にて定員数に達した時点で、締め切ります。
※一人最大4枚までの申し込みとします。
※当日必ず来場可能な人数にて申し込みをお願いします。
※入場チケットの発送は2011年2月上旬を予定しています。


<問い合わせ>
リアルジャパン事務局 電話03−3833−3662

[記事提供:リアルジャパンプロレス]

タイガーマスク運動」があれだけ話題になったのに、こっちはロクに取り上げられなかったのが残念なトコロです。すでに締め切りを過ぎていますが、はたしてどれだけの申し込みがあったんでしょうか。やはり精神的なものを鍛え、国体を復活させる方が先ですよね

セミレプリカマスク 初代タイガーマスク 伝説

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