リンダ林田輪蛇

秋田書店から隔週で出ている「ヤングチャンピオン」には、「ヤングチャンピオン烈」という隔月刊の増刊があります。

本誌よりも萌えを強く前面に出し、セクシー路線をいく編集方針です。秋田書店で烈といっても、片脚になったツンデレ大将は出てきません。


また、漫画界の赤い核弾頭として知られる「チャンピオンRED」には「チャンピオンREDいちご」という隔月刊の増刊があります。

こちらも、本誌よりも萌えを強めに出した雑誌で、ヒロインは全員15歳以下、という縛りを設けて独自の味を出しています。


このように、「本誌より萌えを強める」というのが秋田書店の増刊に見られる特徴ですが、今度はこんな増刊が出ました。

本誌よりも燃えを強く前面に出し、載ってる漫画の半分ぐらいに高橋ヒロシの息がかかってるという独自の編集方針です。


しかも、付録としてリンダマンのポスターが付き、リンダマンが主役の漫画が載り、リンダマンが春道と対決する話が再録され、おまけに『荒くれKNIGHT』も載っているので、なぜか「リンダ」という単語がおおいにフィーチュアされた雑誌になっているのでした。

リンダリンダリンダ [DVD]

リンダリンダリンダ [DVD]




秋田書店の雑誌ではフィギュア全プレ企画がよくあるのですがこの「ヤングチャンピオン漢」でもやっており、『クローズ』の坊屋春道と『荒くれKNIGHT』の善波七五十のコラボという、メディアで取り上げられる「フィギュア萌え族」のイメージとはかけ離れた内容でした。

クローズ×WORST BLACK LIST OF THE NEXT 坊屋春道 Ver.S.W.R

クローズ×WORST BLACK LIST OF THE NEXT 坊屋春道 Ver.S.W.R


二種類のセットがあり、春道がP.A.D.のTシャツ、善波が輪蛇の革ジャンを着た正規バージョンと、善波が武装戦線の革ジャン、春道が輪蛇のTシャツを着たコラボバージョンがあるのですが、これを「すげー」と感じる人が果たして日本に何人いるんでしょうか。少なくともはてなユーザーの漫画読みには一人もいないと思います。


どうせだったら、『湘南爆走族』の江口洋助とコラボした方がウケがいいと思うんですが、『湘爆』は講談社に版権が移ってるのでムリなのでしょう。

湘南爆走族 完全版(1) (KCデラックス モーニング)

湘南爆走族 完全版(1) (KCデラックス モーニング)

講談社だからといって、湘爆と悪魔のZが公道レースを繰り広げるコラボ企画とか、あったらヤだなぁ。

湾岸MIDNIGHT(41) (ヤンマガKCスペシャル)

湾岸MIDNIGHT(41) (ヤンマガKCスペシャル)