ろしあ、の、じけん - 男の魂に火をつけろ！　～はてブロ地獄変～

本日は、深夜バスで早朝に帰宅し、しばし仮眠したのちに友人の煙羅煙羅くんと仙台文学館へ。

こちらで開かれている、「澁澤龍彦幻想文学館」を見てまいりました。

展示は明日で終了するので、駆け込み見学です。

直筆原稿も見られたのですが、異端の文学者といわれた人だからさぞクセのある字だろう、と思っていたら、丸っこくて可愛らしい、読みやすい字だったのでちょっと意外。

それから宮城県図書館へ移動し、読み終わってない『ギリシア棺の謎』を延長して借り、ほかにもいくつか一緒に借りました。

あと、21日のエントリで取り上げた江連力一郎の、『獄中日記』を閲覧。

江連が昭和5年に出所したときの記念写真です。

向かって左から、著者（江連）・秋本氏・杉山氏・糸山氏とあります。

江連力一郎は、憂国の志士として右翼の大物の庇護を受けており、出所時の祝辞は頭○満・内○良○（原本の時点で伏字だった）などの人物から寄せられているので、杉山氏というのももしかしたら、夢野久作のお父さんの杉山茂丸でしょうか。