本ばかり読んでるとバカになる
本日は、山形市で開かれた”小説家・ライターになろう講座”を受けてまいりました。
今回のゲスト講師は、新潮社の編集者である青木大輔さん。
舞城王太郎や志水辰夫、天童荒太など多くの作家を担当されています。
- 作者: 舞城王太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/04/24
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 100回
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- 作者: 志水辰夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/08/28
- メディア: 文庫
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- 作者: 天童荒太
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/01/28
- メディア: 文庫
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この講座はプロ志向の受講者が多く、今回の内容も、プロとして書くための心構えや出版社が新人に求めるものなど実践的なものでたいへん参考になりました。
ぼくの場合はブログでしか文章を書いてないんですが、閲覧者の方に楽しんで読んでもらうために必要なものは、ブログでも小説でも根本では変わらないと思いますしね。
んで。
情報格差──これから始まろうとしている本当の格差社会:らばQ
大意では「これからの社会は、パソコンとネットを使える人が優位に立つ」というこちらのエントリが話題になっており、それに対する批判も出ています。
ネットで調べた知識ぐらいで専門家を上回れるほど世間は甘くないよ、ということですが、新人賞の選考のために応募作品をたくさん読んでいる青木さんも、「ネットで調べた知識で書かれた小説は総じて面白くない」とおっしゃってました。
ちゃんと人に会って取材しなければ、面白いものは書けない。人から有益な情報を引き出すべく、会って話す態度や聞き出し方、交渉のテクニックを考える努力が、面白いものを生み出す。ということです。
これはブログにもいえることだろうなぁ。適当にニュースをクリッピングして一言二言加えてるだけのブログはいっぱいありますが、そんなのは見ててもちっとも面白くないですしね。