理想と現実

タイガーマスク二世 BOX [DVD]

1981年に放送されたアニメ『タイガーマスク二世』の映像。

坂口征二のピンチに乱入する少年ファン、というのは当時としてもあまりにレアすぎると思いますが、その少年を助けに（リアルに考えればつまみ出しに）登場したのが二代目タイガーマスク。

そして、宇宙仮面SFをコブラツイストで失神KOに葬ります。

猪木の声が銀河万丈。

観ていただくとわかりますが、この衣装は実際に新日本プロレスに登場したタイガーマスクのそれと同じですね。
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デビュー戦の映像はこちら。

この初戦ではまだマスクが間に合わせのもので、非常にカッコ悪かったことで有名です。

Pure Dynamite: The Autobiography of Tom 'Dynamite Kid' Billington

相手を努めたダイナマイト・キッドも、ひどいマスクでテンション下がりまくりの佐山聡を励ましながら戦った、と述懐していたものでした。

理想と現実ってやつですか。

その後、タイガーのマスクは改良に改良を重ね、現在の四代目タイガーまで受け継がれるデザインが完成していきます。

http://www2f.biglobe.ne.jp/~toshiro/MASK1.htm

原作漫画（少年画報社から発行されたが、部数は稀少）の方でも、当初はアニメ版と同様のどこから呼吸しているかわからないデザインのマスクだったのが、最終的には現実の「伝説タイプ」に準じたものに変更されたということからも、いかにこのマスクが好評だったかわかりますね。
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ちなみに。

デビュー戦終盤において、リングの上のゴミを拾おうと身を乗り出すものの届かず、ミスター高橋に蹴りだしてもらってたのが若き日の前田日明でした。

のちの因縁を思うと複雑なものがありますね。

また、最初に紹介したアニメの方では、乱入した少年はお姉さんといっしょに来場していて、この姉弟はこの後もレギュラーとして登場してくるのですが、演じているのが小山茉美と間嶋里美。

役柄の上では姉弟ですが、実生活ではある意味で姉妹ということになるわけで。

• 古谷徹in台湾

（↑何の罰ゲームだよこれ）

※本日50万PVになりました。いつもご覧いただきありがとうございます。