ビバリーヒルズ・ニンジャ

<昨日より続く>

ヒーローたちの荒野

ヒーローたちの荒野

山形市遊学館というところでは、評論家の池上冬樹先生が世話人を務められる「小説家・ライターになろう講座」というのが開講されていまして、昨日は、深町秋生先生・ハセベバクシンオー先生・柳原慧先生というこのミステリーがすごい!」大賞受賞作家のみなさんが講師として、座談会に近い形式でいろいろとお話をされました。


この講座に、深町先生からお誘いいただいて、わたしも参加させていただいたのです。


講座の主テーマは、「作家としてのテーマとモチベーション」というもの。

書くことの原動力と、その軸になるバックボーンを持つことについて、お三方の貴重なお話をいただき、また、受講生の方々が発する質問も、ふだん遊びでしか文章に接していないわたしにとっては、たいへん勉強になるものでした。


講座のあとは、講師陣と受講生を交えての懇親会。

こちらにも図々しくついて行き、いろいろと楽しいお話を聞かせていただきました。


ビッグタイム

ビッグタイム

ハセベバクシンオー先生は、映画監督の長谷部安春氏のご子息でいらっしゃいます。

というわけで、

「長谷部監督の映画は、好きで幾つも観させていただいてます。『反逆のメロディー』とか…」

と、挨拶をさせていただいたのですが、言った瞬間に反逆のメロディー」は澤田幸弘監督作品だということに気付き、もうしどろもどろになってしまいました。

反逆のメロディー [VHS]

反逆のメロディー [VHS]

長谷部監督といえば「野良猫ロック」が有名ですね。

野良猫ロック

野良猫ロック

梶芽衣子のクールな美しさは現代でも絶品です。


ハセベ先生、たいへん失礼いたしました。


たしか、昔の「サタデー・ナイト・ライブ」で、デブのクリス・ファーレイが、まゆ毛のマーティン・スコセッシ監督にインタビューするコントがありまして、

デブ「監督の映画で、これこれこういうシーンがありましたよね、ボクあれが好きで…」
まゆ毛「それ、私の映画じゃないよ」

というギャグがありました。


それへのオマージュ、ということにしていただけません…かね。