きこりの切株
わたしがちょくちょく使う言葉に「切株」があります。
これが「意味がわからない」という指摘をいただきましたので、ちょっと解説を。
「映画秘宝」2005年10月号において、「首チョンパ映画の世界」という特集が組まれました。
映画の歴史はそのまま首チョンパの歴史だ、として映画史百年を彩った残酷描写を紹介。
そして、高橋ヨシキ氏と中原昌也氏によって「切株派宣言」がされました。
人体の切断面を「切株」と呼び、人体破壊描写を好む者たちを「切株派」と呼称するというもの。
それ以来、バカヨシキ所長を中心として「切株派」活動が行われており、先日はロフトプラスワンにて第三回切株派決起集会が行われた模様。
柳下毅一郎氏やてらさわホーク氏を交え、たいへん盛況だったそうです。
ちなみに今日は、杉作J太郎先生の、男の墓場プロダクションがイベントをやってるとのこと。
切株派とはどんなものか知りたい場合は、このあたりの映画を観ましょう。
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出演者はド素人、脚本は無意味、特殊メイクも稚拙という空虚な映像が、編集もクソもないダラダラしたテンポでひたすらグダグダと展開されていくという名実共に最低な作品群ですが、慣れてくると、そのダウナーなトリップ感が病みつきになること請け合いです。
アメリカでハッパをキメながら観たらもっと最高だったんだろうなぁ。
と。
こういう映画を楽しんで観られるのが、切株派という人種であります。
近年は、テレビなどで切株表現への規制が厳しくなっており、われわれ切株派は肩身の狭い思いを強いられています。
切株派は、表現規制には断固反対しております。
切株派だからこそ生首をまもります。