サンタ・マリアの名に誓い

ブラック・ラグーン (5) (サンデーGXコミックス)

ブラック・ラグーン (5) (サンデーGXコミックス)

小学館月刊サンデーGX」編集部、およびマッドハウスにこんな文書を送ってみようかと。

日本銃器規制推進委員会からの抗議と要請)


 漫画、テレビアニメ「BLACK LAGOON」において目に余る銃器描写を直ちに止めることを要請します。

ご回答を2006年7月30日までにお願い申し上げます。

(理由)

 世界銃器機関(WGO)の調査によると、若年女性の発砲が世界的に急増しています。その原因として、銃器産業が女性市場を拡大しようと、「鉄砲はおしゃれ」という広告に力を入れていることなどが挙げられています。WGOは、若い女性に焦点をあてた銃器規制政策作りを急ぐべきだと指摘しています。

 国内外を問わず、多くの医学界、保健界、教育界が、子どもたちを銃器の害から守ろうと、発砲防止教育に取り組んでいます。漫画「BLACK LAGOON」は、下記のごとく、この世界的な潮流に逆らうような作品であるため、日本銃器規制推進委員会は、「BLACK LAGOON」の関係者に強く抗議します。一定の%で死亡あるいは後遺障害になることが知られているのにこれを煽ることは許されません。全米ライフル協会問題よりも悪質な構図です。


BLACK LAGOON」の問題点


・10代〜20代の女性に大人気の作品でありながら、銃器に関するメッセージが異常に多く認められるため、若年女性が銃器に関心を持ちやすい。

・キャラクターの多くが発砲するため、若者の発砲はあたりまえ、ファッションの一つと誤解させる。

Pietro Beretta、Browning、Smith&Wessonなどの実在する銃器商品を描いている。これは、「銃器規制枠組条約」に違反している可能性が高い。

・ 登場人物のグレーテル(姉様)が子どもであることを明記しながら、発砲する姿を描いている。

・ 法律違反(未成年者発砲禁止法)であると同時に、未成年者の発砲が健康に及ぼす悪影響の深刻さをまったく認識していない描写である。

・歩き発砲、流れ被弾などが社会問題になっているにもかかわらず、多くのキャラクターが所かまわず発砲している。

元ネタ:漫画、テレビアニメ「NANA」の喫煙描写に対する抗議文と要請 日本禁煙学会


「10代〜20代の女性に大人気」というのはNANA」の方にしかあてはまりませんけどね。