親方ぁー、なぜこんなぁー
こんなゲームが出るそうです。
- 出版社/メーカー: インターチャネル
- 発売日: 2006/06/15
- メディア: Video Game
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でもこういうゲームって何歳ぐらいのひとが買ってるのかなぁ。女子中学生が
「お父さん、ホモゲーム買って」
とおねだりするのは難しいと思うので、やっぱり大人が買ってるんでしょうか。
「薔薇族」は、一度復刊したものの結局また廃刊になってしまいましたが、ゲイ=薔薇という連想だけは定着しているようですね。
30年ほど前から、BL好きの女子高生が「薔薇族」の伊藤文学編集長を訪ねることがあったそうです。
でも、ホモとBLは違うというのが現実。
「私はホモのほっそりした美少年と結婚したい」
という女子高生に対し、伊藤編集長は
「そのホモの美少年、相手はたくましい兄貴だったり
中年のデブのおじさんだったりするんだよ」
と諭したそうです。
…たしかに、そんなゲームは売れないでしょう。
ところで。
「薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク」といいますと、わたしとしてはこちらを思い出してしまいます。
- 作者: いしかわじゅん
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2000/05
- メディア: 文庫
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- 横綱・鯖の富士が、「ちゅるん」とプリンを飲む。
- 力士用のどんぶりが上げ底になっていて、それを突き止めた女性記者が消される。
- 「箱の中身は何でしょう」クイズで、体に油を塗ったり鳥肌を立てたりした力士が箱に入っている。
- 鯖の川部屋の力士・こけし岳が、親方のワケわかんないイヤガラセ(国技館のトイレを改造して、便器に座ったまま観客の前に出されたりする)に遭い、「親方ぁー、なぜこんなぁー」と悲痛な叫びを上げる。
こういうネタが繰り返され、後半になると「手形のDNAから、歴史上の名力士を復元したリキシックパーク」とか「太れない力士がぜい肉増強剤でドーピング」などのさらにシュールなネタが連発されたものでした。
ゲーム「薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク」の方でも、ブロークバックされた美少年が
「なぜこんなぁー」
と悲痛な叫びを上げたりするんでしょうか。