世界の終末はメソメソとやってくる

なんだか最近は「HELLSING」で頭がいっぱいで、脳内がどうにも血生臭くて困ります。

そういうわけで今回は、リハビリとしてこの漫画を。

眠れる惑星 1 (サンデーGXコミックス)

眠れる惑星 1 (サンデーGXコミックス)

サンデーGX」に連載されている、陽気婢先生の最新作です。


ストーリーはシンプルなもの。


ある朝、普通に目を覚ました高校生の淳平くん。
しかし、彼をのぞいて世界中のすべての人間が眠りについていました。

眠った世界をさまよう淳平くん。
起きている人は誰もおらず、しだいに人恋しさがつのります。

食料を求めて入ったファミレスで、眠り続けるウェイトレスさんについふらふらとえっちなことをしてしまう淳平くん。
すると、彼女が目を覚ましました。

どうやら、王子様のキスならぬ王子様のえっちで目を覚ますようです。


…まぁ言ってしまえばたわいもない設定ですね。
作者も「中学生の頃の妄想を作品にした」とあとがきで語っておられます。

いわゆる「どくさいスイッチ」系というやつでしょうか。
自分ひとりになった世界でなんでも思いのまま、というのはちょっと憧れがありますね。
去年の大晦日に放送された新バージョンでは、ママの声が三石琴乃だということもあって「エヴァっぽい」という評判もあったようです。
あれも一つの人類補完計画ってことでしょうか。

ドラえもんの方では、のび太ひとりになった世界で送電がストップしますが、「眠れる惑星」ではとくに不都合は起こっていないようです。

電気はずっと来ているようなので、おそらく原発が動いているのでしょう。


しかしまぁ。


主人公の淳平くんは、えっちで目を覚まさせられることがわかって、気になっていた同級生の深町さんを探しに行くのですが、もし自分だったら、この終末世界でそんな生ヌルイことはしていられません。


え?

どこへ行くか、って?


決まってるじゃないですか。


もちろんショッピングモールですよ。

でもこの漫画にはゾンビは出てこない(ゾンビのような夢遊病者はいる)し、トム・サヴィーニ大先生のように起きて大暴れしている人もいないので、ぬるーい展開になりそうですね。


うーん、リハビリできてないですね。


今作には、中性的な少年少女が多く出てくる印象のある陽気婢先生には珍しい巨乳のお姉さんも出てきます。
まぁ愚息も昇天と言っておきましょう。

連載を読んでると、今後はちょっと「ゾンビ」っぽい展開になりそうな気もします。
日本には鉄砲がないので、「ショーン・オブ・ザ・デッド」になるような気もしますが。

陽気婢先生の描くほっそりしたキャラクターが、レコード投げるシーンは面白そうだなぁ。

話題なので

置いておきます。
DQNネーム(子供の名前@あー勘違い・子供がカワイソ)
最近、友人に立て続けに子供ができましたが、おかしな名前をつける人はいなかったので安心しました。

しかし、世の中にはすごい名前もいるんですねぇ。
「金星」と書いて「まーず」って。セーラームーン見たことねぇのかよ。

美少女戦士セーラームーン Vol.3 [DVD]

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それに、マルスって軍神でしょ。子供に平和の尊さとか教える気ゼロかよ。
マーズ 後編

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ガイアー呼び出して地球破壊したらどうすんのよ。