今に見ておれでございますよ

仙台の街で、暴走トラックが通行人を次々とはねて3人が亡くなるという事件(事故とはいえない)がありました。
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昨日、わたしが観に行った映画館のすぐ近くです。やだなぁ、こういうの。


犯人は、「自殺したい」と供述しているということ。
こういう、自殺願望の持ち主による大量殺人というのは昔からちょくちょく見られます。
「道連れ」という発想ですね。

津山三十人殺し―日本犯罪史上空前の惨劇 (新潮OH!文庫)

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昭和13年岡山県で発生した「津山30人殺し」は有名ですね。これなんかはその手の事件の典型といえます。
この事件は「八つ墓村」のモデルにもなっています。
何度か映像化されたこの作品で、大量殺人犯の多治見要蔵を演じた俳優には中村敦夫岸部一徳平幹二朗ジョニー大倉などがいますがやはり最強は山崎努でしょう。
八つ墓村 [DVD]

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この映画が公開された当時は「新必殺仕置人」にも出演していましたので、一年の間に80人以上を殺害するというリーサルウエポンぶり。
八つ墓村」では猟銃と日本刀を駆使して殺戮を行いますので、「新必殺仕置人」の念仏の鉄と主水と巳代松が合体したようです。骨はずしもやって欲しかった。
丑三つの村 [VHS]

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こちらの映画は、事件をわりに忠実に映画化したもの。
古尾谷雅人大場久美子の頭をショットガンでぶち抜くという場面では、トビー門口入魂の特殊効果があまりに残酷だとしてカットされたそうです。実に勿体無い。


まぁフィクションの世界ならばどういう事件でもいいですが、実際にこんな事件を起こすヤツは許せないですね。
自殺する勇気がなくて、かわりに人を殺して死刑になろうとするようなヤツ。
宅間守なんかがその典型です。

こういうヤツは、死刑にしたら願いがかなうだけですからね。
なんか違った刑はないかなぁ。
「爆死するまで地雷除去のボランティア活動強制」とか、「相撲部屋に強制入門」とかツラそうでいいかも。