それはまぎれもなくヤツさ

深田恭子主演のドラマ『ダメな私に恋してください』第１話を見た。

http://www.tbs.co.jp/damekoi/

ダメな私に恋してください 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

ダメ女とドS上司の組み合わせという、まあ要するに『ホタルノヒカリ』みたいな話なわけだが、深キョンが「男に騙されて貢がされている非モテ女」という役は無理がありすぎるんじゃないのか。とはいえ、綾瀬はるかが「干物女」というのもかなり無理があったものだ。そもそも、少女漫画／女性漫画によくある「作中ではブス／残念扱いされているけど絵では美人にしか見えない」問題は、実写にするとかばいようがなくなるということであろう。

まぁ、その辺はグレート・ゼブラを見た観客の誰一人としてジャイアント馬場だと気づかない『タイガーマスク』以来の漫画の伝統ということにしておこう。現実のタイガーマスクには、客席から容赦なく「佐山！」という声が飛んでいたものだが、聞いてないことにしてさしあげるのが大人というものであろう。

初代タイガーマスク Ultimate Guide (DIA COLLECTION)

話はむちゃくちゃでも、とにかく深田恭子さえ画面に映っていればオレはそれで満足なんである。

それより気になるのは、ドS上司（ディーン・フジオカ）の舎弟として出てくるテリー（本名は照井）である。初代ミスター・ジャパンの鈴木貴之（鈴井貴之ではない）が金髪に染めて演じているのだが、

どう見てもメイプル超合金のコブラことカズレーザーである。

コブラ 大解剖 (SAN-EI MOOK)