今月の告知(再掲)

今月の「せんだい文学塾」と「山形小説家講座」の告知を、日程が近づいてきたので再度。

せんだい文学塾

  • 11月26日(土)16時開場、16時30分〜18時30分開講
  • 講師:穂村弘歌人・エッセイスト)

穂村弘(ほむら・ひろし)氏

 1962年、北海道生まれ。上智大学文学部英文学科卒。

 1986年に連作『シンジケート』で角川短歌賞次席。1989年に第一歌集『シンジケート』(沖積舎)を、1992年に第二歌集『ドライドライアイス』(沖積舎)を刊行。90年代のニューウェーブ短歌運動を推進する。2000年に歌書『短歌という爆弾−今すぐ歌人になりたい人のために』(小学館)、2002年には初のエッセイ集『世界音痴』(小学館文庫)、第二エッセイ集『もうおうちへかえりましょう』(同)を刊行し、エッセイストとしても高い評価を受ける。2008年、短歌論『短歌の友人』(河出書房新社)で伊藤整文学賞を受賞。

 2016年には、短歌論『短歌ください 君の抜け殻篇』(KADOKAWA)、エッセイ集『鳥肌が』(PHP研究所)を刊行。

 現在の歌壇において、もっとも注目される歌人の1人である。

穂村弘の、こんなところで。

穂村弘の、こんなところで。

  • 講座テーマ:「2016年短歌ノート」
  • 会場:仙台文学館仙台市青葉区北根2丁目7−1)http://www.sendai-lit.jp/
  • 定員:90名(先着順、定員に達ししだいしめきり)
  • 受講料:一般2000円、学生1000円、高校生以下無料
  • お申し込み/お問合せ:せんだい文学塾運営委員会 sendaibungakujuku@gmail.com TEL080-6013-5008

山形小説家(ライター)講座

今野敏(こんの・びん)氏

 1955年北海道三笠市出身。上智大学文学部卒。

 上智大学在学中の1978年に『怪物が街にやってくる』で第4回問題小説新人賞を受賞しデビュー。
 伝奇バイオレンス、アクション、冒険小説、SF、警察小説など幅広く執筆し、2006年に『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞受賞。
 2008年には『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞受賞、第61回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞。

 また、大学時代から空手を修行し、1999年からは空手道今野塾を主宰。作家のみならず武道家としても高名である。

 現在、江戸川乱歩賞大藪春彦賞角川春樹小説賞の選考委員をつとめている。

継続捜査ゼミ

継続捜査ゼミ

この講座について

  • 文芸評論家の池上冬樹先生が、アドバイザーとしてご指導されています。仙台と山形で運営母体は異なりますが、進行や雰囲気はほぼ共通しています。
  • ゲストとして、大手出版社の編集者が参加することもあります。
  • 「山形小説家(ライター)講座」からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さん、大藪春彦賞作家の柚月裕子さん、日経小説大賞を受賞された紺野仲右ヱ門さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞でデビューし、男性的で骨太な小説が好評な吉村龍一さん、徳間書店より『谷中ゲリラアーチスト』を刊行されデビューした織田啓一郎さんを輩出しています。
  • 「せんだい文学塾」の受講生からも、各種の文学新人賞で最終候補まで残った方が出ています。
  • 受講生から提出されたテキスト(短篇小説、エッセイなど)を教材として採用しております。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
  • プロ作家志望の方から、読書の楽しみを深めたい方や、ベストセラー作家の人となりに興味のある方まで、どなたでも気軽に参加できます。すでに本を出されている方も歓迎します。
  • 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
  • 講座終了後には、講師の先生を交えての懇親会も開催します(会費は4000〜5000円ていど)。こちらへも参加されると、より深く楽しめます。
  • 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方、ついでにワッシュ手作りのお菓子に興味がおありの方は、どうぞご参加ください。