極悪レミー

モーターヘッドのレミー・キルミスターが他界 (2015/12/29)| 洋楽 ニュース | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト モーターヘッドのレミー・キルミスターが他界 (2015/12/29)| 洋楽 ニュース | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト

モーターヘッドレミー・キルミスターが他界した。12月26日に進行性のがんが判明したばかりだったという。70歳だった。


バンドのfacebookに掲載された追悼声明はこちらから。
https://www.facebook.com/OfficialMotorhead/posts/1107561019276205

レミーといえば「40年間シラフだったことがない」「糖尿病になったため、常飲しているジャックダニエルズのコーラ割をやや薄くした」「糖尿病の薬もウイスキー・コークで飲んでいた」「息子に『ヘロインは心臓に悪いからスピードにしておけ』と忠告した」など数々の不健康エピソードで知られていますが、それでも70歳まで生き、亡くなる寸前までレコーディングやツアーをやっていたのだから、奇跡としか言いようがない存在です。80年代には「俺はコンドームなんか使わない」と発言して批判を浴びましたが、90年代になると「もう何年もファックはしてないから、コンドームも使ってない」と言っていたのが印象的でした。


あらゆるジャンルのミュージシャンからリスペクトを受け、リビングレジェンドとして君臨し続けたレミー。代表曲“Ace Of Spades”の一節には「俺は生まれついての負け犬 ギャンブルなんか愚か者のやること だが俺はそれが好きなんだ、ベイビー 永遠に生きようとなんか思っちゃいねえのさ」とありましたが、まさにそれを地でいくようなロックンロール・ライフを見せてくれました。この世のどこかにレミーがいる、そう思うことができたからオレも今まで生きてこれたような気がします。たとえ亡くなったとしても、「レミー」の存在はこの世から永遠に消えないことでしょう。