ヘイトスピーチと問題そらし
- 作者が電車に乗っていたら、中国語で話していた人たちがあわてて逃げて行った
- 「中国人、台湾人は列島民族だ!」とがなるおじさんがいた
- 車両にいた人たちは、次の駅でみんなさーっといなくなった
いう、素朴な絵柄の漫画です。
まぁ正直なところ、このおじさんは差別主義者とかいうよりid:kyoumoe言うところの「インディーズの車掌」に近い存在だと思うので、オレがもし電車で遭遇しても、注意したりアームロックかけたり窓から投げ捨てたりせず、そっと隣の車両に移動して「関わらんとこ」と無関心を決め込むいかにも日本人らしい対応をするかと思いますが、こうやって漫画で描かれるとやはりイヤな気分にはなりますねえ。
んで、この漫画に対する反応はいっぱいあり、さすがに「このジジイが正しい」という意見はほとんど見られませんが、「ネトウヨは社会的成功者!」という熱心な啓蒙活動をしている「アニオタ保守」とかいう、外見的にはミニ与沢翼みたいな人が、こんなツイートをしてました。
台湾ですら否定すんのかよ、とんでもないエセ保守だな→電車の中でヘイトスピーカーに遭遇した http://t.co/OI5egRIr6r
— 古谷経衡 (@aniotahosyu) 2014, 11月 1
そういう問題じゃねえよ!
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さすがにまずいと思ったのか、こんなツイートも続けてフォローしてはいますけどね。
コンビニとか飲食店とかの中国人(多分大陸出身者)アルバイトに居丈高に振る舞う中高年ほど、神経を逆なでする醜悪な存在はないよね。本当に人間のダークサイドを垣間見るというか、なんというか。必ず中高年だよね。そういう人は日本人の若者にも居丈高だけどね。
— 古谷経衡 (@aniotahosyu) 2014, 11月 1
「おーい馬鹿、聞こえねのか」的な罵詈雑言を中国人のアルバイトに浴びせる老人は、関東連合風の若者には絶対こういう口を利かない。時分より圧倒的に弱い弱者であると分析した上で、こういう態度に出る。こういうクズを私は許しません。敬老精神?ありません。敬う対称ではありません。
— 古谷経衡 (@aniotahosyu) 2014, 11月 1
保守系の人たちって、なんであんなに台湾が好きなのかなあ。そう単純な話でもないだろうに。
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