おじさんが耳をすませば
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
- 発売日: 2011/07/20
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バイオリン職人を目指す爽やかイケメン男子の姿に、自分を否定されたように感じる男が多いといわれていますけど、ぼくにはそういう気持ちはわかんないですねぇ。ぼくが中学生のころは、毎日むさ苦しい男たちと取っ組み合いをして首を絞めて(柔道部だったんでね)、休み時間には図書室で江戸川乱歩と平井和正ばっかり読んでいたもんですが(最近になって、そういえばダブル平井だと気が付いた)、その青春が雫と聖司の青春より価値がないなんて誰にも言われる筋合いはないですわい。
それにね、そんなに聖司がうらやましいんだったら、自分もイタリアに修行に行けばいいじゃない。
- 作者: 大木裕子
- 出版社/メーカー: 文眞堂
- 発売日: 2009/02/06
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多くの留学生は、国内で職人としてのキャリアを積んだのちにイタリアへ渡っていますが、中にはまったく畑違いの分野から、職を辞して飛び込んだ人もいます。
http://homepage2.nifty.com/goto-violin/
五嶋芳徳氏は、51歳でそれまで勤めていた富士ゼロックスを早期退社し、クレモーナへ留学。製作学校を卒業し、マエストロに認定されて現地で職人として活動したのち、帰国して現在は多摩市に工房を開いています。
(2003年の日経記事)
ね、50を過ぎてから耳をすました人だっているんですよ。だからキミも、耳すまで鬱だとか言ってるぐらいだったら、レッツ留学! でも雫はいないけど!
(ちなみに、現在のクレモーナ製作学校は、外国人は高卒以上でないと入学できないとのこと)