対決！ 虚構ｖｓbogus

虚構新聞2013 (宝島SUGOI文庫)

ここ一年ほど、ネットのジョークニュースサイトでは「虚構新聞」が独占的に人気を集めていましたが、3月31日に、練度の高いネタで人気を集めていた「bogusnews」が一年ぶりに更新を再開して、熾烈な争いを繰り広げています。

Kyoko Shimbun News（虚構新聞社）

bogusnews : ボーガスニュース

虚構新聞はどちらかといえば左派をおちょくる右寄り、bogusnewsは保守をおちょくる左寄りという政治的スタンスの違いもあり、支持層は真っ二つに分かれています。とはいえ、お互いにかなり意識はしていることでしょう。

4月3日には、bogusnewsが武雄市のTSUTAYA図書館をネタにして、こんなエントリを挙げました。

武雄市にタツヤ図書館オープン「嘘みたいだろ、これ図書館なんだぜ…」 - bogusnews

ここでは、本文の内容は『タッチ』なのに貼られている画像は『H2』だという、あだち充の漫画がどれも似たような作品なのをおちょくった小ネタが組み込まれています。

毎月あだち充 23 (My First Big SPECIAL)

んで、これに対抗してか、虚構新聞ではこんなエントリをアップしています。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

タイトル長い…　村上春樹さん新作に略称募集

こちらでは、「村上春樹さん（６４）」とキャプションをつけて村上龍の写真をアップするという、かなりギリギリのネタを投入しています。

55歳からのハローライフ

虫眼鏡アイコンをクリックすると写真が小さくなる、という小ネタも気が利いています。

「人違いネタ」で被らせてきた両ジョークサイト。さて、今回の軍配はどちらに上がるか！？