その時、ラジオだけが聴こえていた

今日は宣伝をひとつ。

その時、ラジオだけが聴こえていた  (CD付き)

その時、ラジオだけが聴こえていた (CD付き)

東日本大震災に見舞われた岩手県で、大多数の人が停電のためテレビが見られない状況にあった中、IBC岩手放送ラジオが108時間にわたってノンストップで安否情報を放送し続けた、その記録のドキュメントです。ぼくもちょっぴり編集の手伝いをさせていただきました。


宮城県でも数日にわたって停電が続いたため、カーラジオだけが情報源だった時期がありました。現地では、津波被災地のレポートよりも給水や食べ物販売の情報のほうがはるかに重要だったので、こういう報道ではラジオのほうが頼りだったものです。


大宅壮一ノンフィクション賞作家の稲泉連さんによるルポや、盛岡市在住の高橋克彦先生を交えた座談会なども収録され、ラジオ放送のダイジェストCDも付いています。


どうぞよろしく。