じゃじゃ馬にさせないで

  • らんま1/2 op 西尾えつ子:じゃじゃ馬にさせないで


らんま1/2 (1) (少年サンデーコミックス)

らんま1/2 (1) (少年サンデーコミックス)

高橋留美子の『らんま1/2』が、完結から15年を経て実写ドラマ化されるそうです。


http://journal.mycom.co.jp/news/2011/09/27/029/

らんま1/2』が実写ドラマ化 - 新垣結衣がヒロインの天道あかね

女優の新垣結衣が、12月に放送予定の日本テレビスペシャルドラマ『らんま1/2』に主演することが26日、明らかになった。


らんま1/2』は、『うる星やつら』、『めぞん一刻』などの代表作がある高橋留美子による人気漫画で、1987年から96年まで『週刊少年サンデー』に連載され、コミックは累計5,300万部を突破している。


新垣が演じるのは主人公の天道あかね。格闘道場を営む天道早雲の三女で、がさつで男勝りなキャラクターで、道場を継ぐ気満々のあかねだったが、父・早雲から「後継ぎは男に限る」と勝手に父の友人の息子・早乙女乱馬の許嫁にされてしまうという設定だ。ドラマではあかねを軸にしたオリジナルストーリーが展開。水をかぶると女に変身してしまう特異体質の乱馬に振り回されながらも、あかねと乱馬が完全に男に戻ることができるという秘湯の場所をめぐり、謎の敵と戦うというアクション・コメディーとなっている。


原作の大ファンという新垣は、出演を喜ぶ一方、「実写となるととても難しそうな世界観なので正直怖いです」と不安を見せるも、「原作ファンの皆さんに納得して感動してもらえるドラマになることを目標に、私自身も楽しんで演じられたらいなと思います。がんばります!」と気合は十分だ。


共演は、乱馬役を賀来賢人/夏菜(2人1役)、天童家の長女・かすみ役を長谷川京子、かすみが思いを寄せる小乃東風役を谷原章介、乱馬の父・玄馬役を古田新太、早雲役を生瀬勝久が演じる。

高橋留美子作品では、『めぞん一刻』が映画とドラマで、『1ポンドの福音』がドラマで実写化されていますが、このタイミングでなぜ今『らんま』が実写化されるのかわかりません。ドラマ業界のネタ不足もここまで来たのか。

めぞん一刻 1 (ビッグコミックス)

めぞん一刻 1 (ビッグコミックス)

1ポンドの福音 4 (ヤングサンデーコミックス)

1ポンドの福音 4 (ヤングサンデーコミックス)


キャスティングに文句をつけ始めたらキリがありませんが、原作よりちょっと年齢が上に設定されてますね。今さらガッキーが高校生役ってのもムリがありますし、社会人のあかねってのもそれはそれで面白い、と考えることにします。


でも、180cm近いともいわれるガッキーの身長を考えると、乱馬役の賀来賢人(178cm、ちなみに賀来千賀子の甥)ではちょっと頼りないかなぁ。190cmは欲しいところですが、そんなデカい役者もそうそういないでしょうし、難しいところです。


谷原章介が演じる東風先生が出ることとか、ガッキーの髪の長さを考えると、ベースになるのは原作のごく初期だと思われます。となると、シャンプーや右京やパンスト太郎なんかは出てこないでしょうね。個人的には、八宝斎役で大滝秀治を出してほしいのですが、さすがに高齢のためアクションはムリだしあの体格を再現するのも不可能でしょう。


乱馬の父を古田新太、あかねの父を生瀬勝久が演じるというのはかなりストライクな配役です。ここだけは楽しみです。パンダをどう表現するのか心配ではありますけど。まぁ一回こっきりのスペシャルドラマであれば、お遊びと割り切って見るのもアリかもしれませんね。