アンドロメダ終着駅

今日は、知人宅のバーベキューパーティにお呼ばれしてきました。暖炉のある素敵なお宅で、大きなタラバガニの足にハサミを入れながら焼くという滅多に味わえない経験をさせていただきました。
[rakuten:sanchokutable:10001402:detail]

せんだい文学塾のお仲間であるチアーヌさんも、ご夫君と、二人のご子息、テリーくんとアンディくん（仮名）を連れて参加されたのですが、テリー（小学4年生）が語ってくれた、現代の小学生の趣味が興味深かったですね。

彼は『頭文字D』が大好きで、原作も読んでいるしアーケードゲームもかなりやり込んでいるとのこと。あの作品の時代設定は90年代で、登場する車も、彼が生まれる前ぐらいの車種が主ですが（正確には、2001年以降に発売された車も登場する）、それらの車にすごく詳しい。ゲームでは、原作で高橋涼介が搭乗しているサバンナRX-7を愛用しており、ロータリーエンジンの素晴らしさを力説してくれたのが実に印象的でした。

頭文字Dシリーズ05 FC3S RX-7 高橋涼介仕様

それと、彼は『銀河鉄道999』が好きで、YouTubeで『さよなら銀河鉄道999』の地球出発シーンを見せてくれて「この線路が崩れるところがすごいんだよ」と、４０代アニメファンみたいに力説してくれました。将来有望、というかなんというか。

さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅- [Blu-ray]

元はと言えば、学校の発表会でゴダイゴの主題歌を演奏するために、先生にDVDを見せられたのがきっかけだそうです。

この動画をいっしょに見ながら、「映画の鉄郎はテレビ版とは顔が違うんだよ」「キャプテン・ハーロックやクイーン・エメラルダスってかっこいいよね」などと2000年生まれの少年が語ってくれるのだから、嬉しくなってしまいます。思わずこちらも、「ハーロックやエメラルダスが主役のアニメもあるんだよ」と教えてあげました。時間は夢を裏切らないし、宇宙の海は俺の海です。でも弟のアンディ（小学2年生）は冷静なもので、エメラルダスを見て「この人、さっきの黄色い髪の人と、色を変えて傷をつけただけじゃん」と身も蓋もない突っ込みを入れていました。さすがに21世紀生まれは容赦がないですねぇ。