みんなで幸せになろうよ

四月になって新アニメがたくさん始まっています。ちょっと前までは、深夜アニメは首都圏か大都市でないと視聴が困難でしたが、今は我が家にもBSデジタルが導入されているので、見られる作品もいくらか出てきました。


というわけで、きのうはBS11で『Angel Beats!』と『迷い猫オーバーラン』というのを見てみたんですわ。


http://www.angelbeats.jp/

Angel Beats! 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]

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Angel Beats!』というのは、『AIR』や『CLANNAD』『リトルバスターズ!』などを手がけたシナリオライター麻枝准という人が企画・脚本・音楽を担当して制作した、初のオリジナルアニメとのこと。業界ではたいそうな鳴り物入りで始まったそうですが、一部地域ですでに放送された第一話がとっても微妙な出来だったとしてファンのツッコミを浴びています。


http://yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4953.html

なるほど、ヒロインの左手が右手になってますね。

きのう放送されたのは放送開始前の特番で、クリエイターたちが意気込みを語るものでした。「とにかく作画に力を入れる」「作画のクオリティを見てほしい」「通常の2.5倍の枚数を費やした」とのことでしたが、まぁいくら力を入れても、人間のやることにミスはつきものなんですね。



で、このアニメのストーリーですが。

  • 死後の世界が舞台。
  • あの世高校の生徒たちが、涼宮ハルヒによく似た女の子を中心とする「死んだ世界戦線」を結成して、神と天使に反逆の戦いを挑む。鉄砲で。
  • 死んだ世界戦線」が行動するときには、ガールズバンドがゲリラライヴで撹乱する。


この、ガールズバンドのライヴ場面が売り物らしいです。最近は『ハルヒ』や『けいおん!』など女の子がバンド演奏するアニメばやりですが、そこに「死後の世界」という浮世離れのした設定を加えるあたりが新機軸、てことなんでしょうか。でも特番を見る限りでは、ぜんぜん「死後の世界」っぽさはなさそうでしたけどね。普通に学校生活してるし。どこから登校してきてどこへ帰るんだろう。


主人公が死後の世界で支配者(神とか天使とか地獄の鬼とか)と戦う、という基本ストーリーは、ムロタニ・ツネ象の『パビリオン地獄』とか山上たつひこの『鬼面帝国』、ふくしま政美聖徳太子』などの影響を受けているのかもしれません。

トラウマ・ヒーロー総進撃! (マンガ地獄変)

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来週から本編が始まりますが、見るかどうかは決めていません。



それから、『Angel Beats!』直後に放送された『迷い猫オーバーラン』は、ちょうど第一話でした。


http://www.patisserie-straycats.com/

集英社ライトノベルが原作のこっちは、主人公は優柔不断なヘタレ、口の悪いツンデレ幼馴染なヒロインその1、理事長の孫娘でワガママなヒロインその2、優しくて強い主人公のお姉さん、二次元至上主義の友人などがいるところに、ネコ耳のヒロインその3がやってくるというから一から十までテンプレの寄せ集めって感じです。いまいちツッコミ甲斐がなさそうだったので、次回視聴はまぁないなあ。



あと、今夜からはBSジャパンで『閃光のナイトレイド』というアニメも始まります。


http://www.1931.tv/


昭和6年の上海を舞台に、日本軍の超能力特務機関が暗躍するというお話。『帝都物語』世代にはアピール十分です。特務機関の長が大林隆介というあたりは『機動警察パトレイバー後藤隊長世代にもアピール十分。放送まで起きていられたら、見てみようかな。

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