親指タイピングの日々

パソコンのない生活も、はや一週間となりました。

PS3のブラウザは思いのほか使い勝手が悪く(というか、はてなツールバーがないとぼくのブログ作法はほぼ機能しないのである)結局は携帯でポチポチと入力しています。いっそこのままケータイ小説ブログに転向しようかとも思いましたが、

  • ホスト
  • 難病
  • ドラッグ

という、作品を構成するのに不可欠な要素への知識に自信が持てないので、そちら方面には今のところ向かわない方針であります。

ならすぐにでも書けそう…いや逆に無理か。


アーネスト・ホーストが女装して剣山の上に横たわる小説を書くのはまたの機会にするとして。


パソコンからケータイにプラットフォームを移行してみると、意外なことに、ブログを書くのに費やす時間が目に見えて減りました。まぁ字数そのものも大幅に減っているわけですが、なんとなく、ケータイで書いてると、入力する文章のハードルが下がるというか、あえてヒネリを入れなくてもなんだか「書けた」という気になれるんですね。


パソコンで書いてるときは、「面白いこと書かなきゃ」という強迫観念のようなものが心のどこかにあって、自分の入力した文章を見ても「こんなんじゃダメだ!」と書き直しに次ぐ書き直しを重ね、揚げ句の果てにまったく意味不明な内容になってしまうことがしばしばありました。


でもケータイだと、入力してる画面に映る文章の量が少ないせいか、とりあえず入力さえしてしまえば「おめえはそれでいいや」という、中西学に対するアントニオ猪木的なスタンスが取れるんですね。


ね、例えばここで、パソコンで書いてるときだったら、有田哲平いうところの「踊る猪木御殿」の動画を貼るためにようつべなりニコ動なりに探しに行って、検索した末にぜんぜん関係ないネタ動画にぶち当たり、「何コレ面白ェ!」つって今まで書いた文章をぜんぶ消して、そっちのネタで全面的に書き直したりするわけですよ。


でもケータイなら、そんな心配は無用です。


時間がないときは、ツイッター風にヒトコトだけ書いても「ま、こんなもんでしょ」とケンドー・ナガサキ的なスタンスで臨めますので、たまにはケータイ更新も悪くないかもしらんですね。オチがまったく思い付かないのですが、なぜか気になりません。ふしぎ!


ちなみに、修理に出したパソコンは「メインボードの不具合で、無償で治せます」と連絡がありました。あと十日か二週間ぐらいかかるらしいけど。


コメントのレスも滞ってますが、今しばらくの間はこんな感じでご容赦ください。