ドルジのいた日々

我らがドルジが、執拗なバッシングに耐え兼ねてか、ついに引退を表明いたしました。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100204-00000535-sanspo-spo

横綱朝青龍が現役引退を表明「いろいろお世話になりました」

横綱朝青龍(29)=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル出身、高砂部屋=は4日、現役を引退すると表明した。「いろいろお世話になりました。引退します」と述べた。朝青龍は知人男性に暴行したとされる問題で、理事選で当選した新メンバーによる理事会に召喚されていた。


朝青龍は平成11年初場所初土俵。15年初場所後に横綱昇進。優勝25回、殊勲賞3回、敢闘賞3回。引退を表明し、「いろいろお世話になりました。引退します。世間をいろいろ騒がせた。今は晴れたような気持ち」と述べた。


暴行問題では、朝青龍側の弁護士から、男性から被害届を提出しないなどとする示談書が2日に麻布署に提出されている。「このたびのことについて許す」という趣旨が書かれているが、暴行の事実については触れられていないという。


警視庁は事実関係や示談書の内容について確認するため、男性から事情を聴く方針で、朝青龍についても任意の聴取をする方向で検討している。

優勝したばかりの横綱をクビにするというのだから、相撲協会も何を考えてるのかわかりませんね。辞めさせるんなら、次の場所で星の精算がてら負け越させてからでないと、相撲の強さに疑問符がつくことになると思うんだけど。オトシマエの付け方ってもんが分かってないなぁ。


いずれにせよ、ドルジの今後が気になるところです。


K-1なり総合格闘技なりプロレスなり、別分野への転向が取り沙汰されるとは思いますが、どのジャンルにせよ、ドルジを満足させられるだけのお米は用意できないでしょうしね。いや、ドルジは本国の事業で大金を稼いでいるはずだから、むしろ「金なんかいらん、とにかく誰がいちばん強いのかハッキリさせんかい」と言い出すかもしれません。…まぁ、それはないな。


ここはひとつ、髷をそのままにして「新日本相撲協会」を旗揚げってのはどうか。協会に恨みを持つ元力士たち(廃業させられた元時津風部屋の力士とか)を糾合して、5カウント以内の反則(サッカーボールやビールビンの使用とか)も許可する超過激ルールで。こりゃ客が押し寄せるぜ。


もしくは、本国に帰って、兄のドルゴルスレン・スミヤバザルやセルジブデ(元新日本プロレスブルー・ウルフ)らとともに「プロフェッショナルモンゴル相撲」の立ち上げってのも。いっそ、韓国相撲や中国のシュアイジャオとも合体して、「全亜細亜相撲協会」会長として東アジア全域にドルジの権力を振るうってのも有り得ることだ。あぁ夢がひろがりんぐ。

ドルジ 横綱・朝青龍の素顔 (講談社文庫)

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