Gからの警告
このブログを読んでくださっている方は、ぼくのことをすごいオタクの人だと思っているかもしれませんが、実はぼくの場合、オタクのメインストリーム的な知識が少なく、わりとアウトサイダー的なところからのアプローチでなんとかエントリを形にしているんですね。
たとえば、最近は「萌え」がオタクの主流となっていますがぼくはあんまりノれないし、「鉄道」も別に好きじゃない。乗り物に乗るの苦手だし。「SF」もあんまり読んでないし、「三国志」とか「戦国時代」もよく知らない。
で、意外に思う人もいるかもしれませんけど、実はぼくは「ミリタリー」にまったく疎いんですよね。
いっつも鉄砲のことばっかり書いてるくせに何を、と思われるかもしれませんが、ぼくが興味あるのは主に拳銃で、自動小銃とか重機関銃は、関連知識としてちょっと知っている程度。個人が持てる武器には心を惹かれるのですが、軍隊の装備品にはあんまり食指が動かないんですよね。最近はミリメシがブームになったりしてますが、レーションよりはローションの方が好きだなぁ。
- 作者: null
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2008/02/28
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
ろーまじ―我が征くはぬめりの大海 (ヤングコミックコミックス)
- 作者: 大見武士
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2008/12/10
- メディア: コミック
- 購入: 7人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
それにしても、ミリタリー好きの人が戦車にかける情熱はすごいものがあって、はてな匿名ダイアリーで人気の記事が出ると、決まって戦車ネタの改変が生まれるんですよね。
たとえば。
アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本
↓
ミリオタが非オタの彼女にミリタリ世界を軽く紹介するための10両
彼氏が軽自動車に乗ってた。別れたい…
↓
彼氏が日本戦車に乗ってた。別れたい…
http://anond.hatelabo.jp/20090915082832
↓
「戦車力」を上げるしかなかった自分について
これってみんな同じ人が書いてるのかなぁ。それともはてなには戦車マニアがウヨウヨいるんでしょうか。
んで、今回のネタはこちら。
日本は島国なのになぜ戦車が必要なのか? part1 - リアリズムと防衛ブログ
これは面白い。現代の戦争における戦車の役割や、陸上戦における戦車・歩兵・対戦車兵器の三すくみ構造について、とても読みやすい文章で書かれています。好感の持てる語り口で、続きが楽しみになりますね。
でも戦車に肩入れしすぎるあまり、ちょっと勇み足な記述も。
戦車は大砲を積み、高い攻撃力をもっています。どれくらい強いかというと、ゴジラを倒せるくらいだと思っていただけでば、だいたいあってます(ゴジラ映画では潰されるのがお定まりの戦車ですが、もし本当にゴジラが表れたらたぶん勝てるでしょう)。
いやいやいや、それはゴジラの本質を外した考察でしょう。日本のフィクションにおいて「怪獣」といった場合、それは単に「巨大生物」を意味するのではなくて、人類が持つ通常の力では対抗できない、超越性を持った存在をそう呼ぶんですよ。
東宝怪獣では、自衛隊の通常兵器で倒された怪獣はバランだけのはずです。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2005/01/21
- メディア: DVD
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
【東宝特撮Blu-rayセレクション】ゴジラvsデストロイア
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2010/01/22
- メディア: Blu-ray
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
そして骨法だけ!
おれの前世は・・・ゴジラだ!「THEゴジラCOMIC」:a Black Leaf (BLACK徒然草)
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 1990/01
- メディア: 単行本
- クリック: 28回
- この商品を含むブログ (3件) を見る