東亜病夫が許されるのは小学生までだよキミィ
おとといあたりから風邪気味で、あんまりネタが思いつきません。なので今日は小ネタで。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090725/chn0907250903002-n1.htm
「犬と日本人は入るべからず」 中国の飲食店が反日標語
中国の雲南省昆明市にある飲食店が「日本人と犬は入るべからず」との表示をしているという。現地のインターネットメディアが伝えているもので、当局がこれら差別表示を強制排除する様子はなく、飲食店側も撤去するつもりはないようだ。
これによると、この飲食店の店主は「中国人として日本人が中国を侵略し、虐殺した歴史を忘れてはならない。私のやり方に間違いはなく、ずっとこの標語の表示を続けるつもりだ」と主張しているという。
さらに店主は「店を開いたのは2年前だが、1年前からこの標語を表示している。警察官がやめるように注意したことがあったが、自分のやり方を貫きたい」とか。
これに対し、ネット上には「浅はかなやり方だ。日本人が来なくなるだけ」との市民の意見が紹介されているほか、弁護士の劉愛国氏は「人種差別であり、文明的でない。大衆の扇動にもなっている」と批判しているという。
中国では、こうした差別や反日をあおる手法に対して当局は、基本的に反対の立場で、メディアの報道姿勢も同様だ。ネットでも「理性を働かせよ」と常識論も多いが、「日本人をたたき出せ。国辱を忘れてはならない」と店を擁護する書き込みも多い。
このニュースはサーチナでも扱われていて、そちらも多数のブックマークを集めています。
どちらのブクマコメでも、「中国は最悪」とするいつものネトウヨ的反応か、どっちもどっちとするいつものはてな的反応が多く見られますが、『ドラゴン怒りの鉄拳』を思い出した人はごく少数のようで、李小龍の威光もこの21世紀では通じなくなってきてるんだなぁと思う今日この頃。
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かつて上海にあった租界の入り口には、「犬と中国人は入るべからず」という看板が立てられていたといいますが、日本人はともかく、飲食店に犬の立ち入りを禁じるのはごくふつうのことだと思いますけどね。昆明にドッグカフェがあるかどうかは知りませんけど。
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もうひとつ。
酔っ払って木の下で眠っていた男性、群がったアリの集団に襲われ死亡。 - ライブドアニュース
酔っ払って木の下で眠っていた男性、群がったアリの集団に襲われ死亡。
一説によると、地球上に一京匹も存在していると言われるアリ。その身体の小ささから、一般的には人間が身の危険を感じるほどの存在ではないと思われがちだが、アリの大半は肉食性であり、種によっては人間にも襲いかかるほどの凶暴さを兼ね備えている。今回、ボリビアで起きた不幸な出来事は、そんなアリの恐ろしさを改めて思い知らされる事件となった。お酒を飲んで眠りについた男性が、アリの集団に襲われ、命を落とすことになってしまったのだ。
AP通信などの報道によると、アリの犠牲となったのは、42歳のボリビア人農作業者。現地の警察の話によると、この男性はお酒を飲んだ後、グアヤックウッドと呼ばれる強い匂いを持つ木の下で眠っていたそうだ。しかし、運が悪いことに、たまたまその木が攻撃的な種のアリの住処であったらしく、男性が眠っている間に、アリの集団が襲いかかってきたのだという。通報を受けた警察が現場に到着したときには、男性はすでに死亡。身体には無数のアリがまだ群がっていたという。
パニック映画の古典『黒い絨毯』を思わせるこわいニュースではありますが。
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百獣の王ライオンも、象には勝てない。その象も、アリの大群に倒されることがある。だから地上最強はアリクイだよキミィ。と、大山倍達が生前に言っていたのは有名です。
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シメに、もひとつ。
「キャハハ、キモーイ」「キモいよねーキャハハ」 - シロクマの屑籠
三十歳前後とおぼしき男性が、バスターミナルの近くの路上でギターの弾き語りを始めたところだった。アニメキャラクターがプリントされた青色のTシャツにジーンズという出で立ちの彼は、身体を左右に小さく揺らしながら、ミスター・チルドレンの歌いそうな歌詞を、よくとおる声で歌っている。特別な魅力を感じるほどではないにせよ、夕焼けの午後七時に似つかわしい、どこか人懐かしさを感じさせるような歌声だった。
そのとき、すぐ近くでマックシェイクを飲んでいた女子高生二人組が、彼のほうを指さして、確かに言った。
「キャハハ、あれキモーイ」
「キモいよねーキャハハ」
軽やかに、無邪気に、三十路のギター弾き語りをキャハハと笑ってみせる女子高生二人組。そういえば女子高生という種族は、冗談抜きで本当に、キャハハと笑う、のだった。