女たちのジハード

本日は、仙台文学館で開かれた、篠田節子先生の小説家講座を受けてまいりました。

女たちのジハード (集英社文庫)

女たちのジハード (集英社文庫)

篠田先生は、デビュー前に多岐川恭山村正夫の小説講座を受けておられたので、「小説講座で学んだこと」が今回のテーマです。


小説講座や同人誌をやっている人にありがちなのが、仲間うちでの「文壇ごっこになってしまうこと。


これらの講座はあくまで小説を書く人のためのものであって、批評家講座ではない、ということを肝に銘じておかなくてはいけないんですね。


誰に向かって書いているのか、というのを常に考えていなくては、いい作品は書けません。



まぁぼくは小説家になりたくて受講しているわけではないんですが、われわれブロガーも、内輪ウケばっかり狙って書いていてはいかんですね。


最近はすっかり「ブログ論壇」みたいなものができていて、とくにはてなはその傾向が顕著で「はてな村」なんていわれてます。


はてブの注目エントリを見ると、単なる知り合いどうしの一行連絡に5個も10個もブックマークがついてるのをよく見かけますが、そんなのばっかりではつまらんですしね。


ぼくも、「わかる人だけわかればいい」と特定の数人に向けて書いてるようなエントリがときどきあるので、反省して、もっと開かれたブログを目指そうと思います。


講座の後には懇親会もあり、二次会ではぼく手作りのチーズケーキもお出ししたのですが、篠田先生は都合により一次会でお帰りになったので、お召し上がりいただけなかったのが残念でした。でも世話人池上冬樹先生にはお褒めいただいたので、今後はケーキ名人を名乗っていこうかと思います。

ケーキケーキケーキ (白泉社文庫)

ケーキケーキケーキ (白泉社文庫)

って、なにやってんだオレは。


さっき「小説家講座は批評家講座ではない」と書いたくせに、ましてやケーキ屋講座じゃねえだろう、と。