アナザーディメンジョン

おたく・萌え界隈を散策しておりますと、”二次元””三次元”という物言いによくぶつかります。

二次元を”虹”、三次元を”惨事”と称して、「オレは惨事には興味ない」みたいにね。

http://www.geocities.jp/pugera3d/

こんな宣言をする人もいるくらいです。


ぼくはこの分け方が前から疑問でして。

だって、”二次元の世界”なんてもんはないでしょ?


二次元とか三次元ってのは座標の取り方でしかないわけで、脳内の架空世界を”二次元”と称するのは、かえってイマジネーションの豊穣さを損なうんじゃないかなぁと。

時間や空間を超越できるのがイマジネーションの世界なんですから、わざわざ座標軸をひとつ捨てて、矮小な次元に押し込めることはないと思うんですよね。


最近では、こんな小説雑誌もあります。

若いおたく層をターゲットにしたエロ小説誌で、ファンタジーものとか学園ものなどが掲載されているんですが。


小説は二次元じゃないだろ。