奇妙な大隊

こんにちは!アーカードです!


先日、南米ブラジルにある、ホテルに、用事で立ち寄った。飲食店と宿泊施設が混在している施設だが、チェックインを済まして休もうとすると、変なトランプを持った男が目に入った、「こんなところに伊達男(トバルカイン)がいたのか。」と思い、血を吸ってみるとどうも様子がおかしい。考えていることがある一定の思想信条に偏ったものばかり、「国家社会主義」「民族浄化」「ゲシュタポ」「ヴェアヴォルフ」「総統代行」というキーワードが並び、伝記ぐらいはと思って見ても、ヘルマン・ゲーリング、ハインリヒ・ヒムラー、イルゼ・コッホ、アドルフ・アイヒマン、ラインハルト・ハイドリヒ、ヨーゼフ・ゲッベルス・・・・。なぜか連合国のものがない。


 脳内蔵書のタイトルを見ていると「シパッ」「ボッ」と燃えてきたので、吸血を終えた。帰り際、この男の所属を悟って、納得がいった。「最後の大隊」


 私は少佐の戦争狂(ウォーモンガー)の精神に賛同することにやぶさかではないが、こんな吸血鬼の戦闘集団(カンプグルッペ)を作るために科学があるとは思わない。一定の思想信条に偏った吸血鬼を狂った科学で作り、科学で運営することが許されるならば、ドイツ第三帝国だけでなく、他の思想信条に副った吸血鬼も作るべきだろう。福島県白河市のアウシュヴィッツ平和博物館に対抗した、シオン賢者の議定書記念館でもつくり、ユダヤ人のプロパガンダに対抗したらいい。少なくとも歪んだ科学を基に作られた吸血鬼製造計画より、よっぽど有益な資金の使い道だろう。今、ミレニアムによって進められている吸血鬼製造計画は断じて本来の吸血鬼の理念に基づいていない!英国やヴァチカンの権力のあちこちに潜み、英国を犯そうとする反キリストの化物を野放しにしてはならない。


アーカード

HELLSING 3 (ヤングキングコミックス)

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吉梨さん経由)