コミック雑誌なんかいらない

ここ数年、「デビルマソ」「キャシャーソ」に代表される「漫画のダメ実写化」というムーヴメントがあり、「三丁目の夕日」「海猿」などのヒット作もありますが、多くの作品が批評的には酷評される結果になっています。


テレビドラマでも漫画原作は多く、「花より男子」とか「特命係長・只野仁」のようにシリーズ化されているものもあります。


今期の新ドラマでも、「LIAR GAME」とか「バンビーノ!」など漫画原作のものはいくつもあります。

LIAR GAME 3 (ヤングジャンプコミックス)

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バンビ~ノ! 7 (ビッグコミックス)

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ですが、これらのテレビ用原作として選ばれる作品は、低予算で撮影できる&世界観を容易に再現できるリアルなドラマ系のものが多く、アクションの多いものやSF・時代劇など異世界を舞台にしたもの、再現不可能な外見を持った人物が登場するものは敬遠される傾向があります。


そんな中、

  • 生身の人間とはかけ離れたキャラビジュアル
  • 魔法を駆使した、エフェクト過多のアクション

加えて

  • うるさいファンがついている

という、誰が見てもやりづらい作品魔法先生ネギま!」もドラマ化されるとのこと。
http://guideline.livedoor.biz/archives/50852968.html

誰が得するんだよそれ。


この作品といえば、アニメ版の主題歌をオリコン一位にしようとしてファンがキャンペーンを張るなど、痛いファンがついていることで知られていますから、この実写版がどんだけバッシングされるかもう今から楽しみでなりません。


個人的には、「ネギま!」も赤松健大っ嫌いなので、もういくら無茶してもかまいませんので。



あと、「エリートヤンキー三郎」もドラマになりますね。

http://www.tv-tokyo.co.jp/saburo/

エリートヤンキー三郎 第2部 風雲野望編(7) (ヤンマガKCスペシャル)

エリートヤンキー三郎 第2部 風雲野望編(7) (ヤンマガKCスペシャル)

こちらでは、一郎と二郎役に、漫画とはまったく似ていない人物がキャスティングされました。


小沢仁志アニィと小沢和義アニィです。

SCORE[スコア] [DVD]

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漫画のビジュアルとは似ても似つかないのですが、誰からも文句が出ないことは確実です。


考えてみれば、ヤンマガの方が実写化向きの作品が多いなぁ。


バジリスク」も実写にしてほしかったですね。

SHINOBI [DVD]

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これは無視の方向で。