大山カラテもし戦わば
三重県の食肉処理場で、職員の男性が暴れ牛に跳ね飛ばされて重体だそうです。
http://www.asahi.com/national/update/0604/TKY200606040079.html
4日午前6時50分ごろ、三重県四日市市新正4丁目、同県四日市畜産公社で、食肉用に運搬された和牛8頭をトラックから降ろす際に、メス牛1頭(3歳、約730キロ)が暴れだし、市街地を逃走した。捕まえようとした同市寺方町、同公社職員川村和美さん(56)が、突進してきた牛に体当たりされて転倒、後頭部を強く打ち、意識不明の重体となった。
四日市南署の調べでは、福島県から和牛8頭を運搬してきたトラック運転手(55)が1人で牛を降ろす際に暴れ、開いていた門の扉から逃げ出したらしい。牛は住宅街など約6・3キロを約50分にわたって走り回った。警察官20人、公社職員ら7人が追いかけ、同市昌栄町の駐車場に追い込み、警察のバスで入り口をふさぎ、川村さんら2人が縄で捕まえようとしていた。
牛は、川村さんを負傷させた後、金網のフェンスにぶつかり、まもなく死んだ。
倒れた方の回復を祈っていますが、このニュースから誰もが思い浮かべたのはマス大山でしょうね。
- 作者: 大山倍達
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空手・格闘技を扱った漫画には、大山倍達をモデルとした人物が必ず登場し、必ずなんらかの動物を素手で屠っているという慣例があります。
- 作者: 川原正敏
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殺した動物は熊です。
- 作者: 板垣恵介
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独歩のキャラクター造形には、大山倍達以外に拳道会総帥の中村日出夫の影響も入っており、ルックス面では伊東四朗からの影響も感じられます。
また、作中世界には独歩のほかに大山倍達その人も存在しているので、この人と大山総裁との関係は複雑です。
独歩が倒したのはシベリアトラ。絶滅危惧種なので、動物愛護団体の抗議を恐れて公にしなかったというきめ細かい設定もあり。
- 作者: 中城健,高森敦子,梶原一騎
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「新カラテ地獄変」前半で徹源の経歴が語られるのですが、「詳しくは、徹源のモデルである大山倍達を描いた『空手バカ一代』を参照」などと書いてあってのけぞります。
別の作品の別キャラクターを持ってこられても困ります。
- 作者: つのだじろう,梶原一騎
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この作品の主人公である大山倍達は、山篭り修行の末に全日本空手選手権で優勝しますが、フルコンタクトを提唱したために空手界を追放され、相手がいなくなったために、牛を倒し、またヒグマとも闘います。
しかし、一番弟子の有明省吾が事故死したために自棄になり、酒に溺れ、酒場で絡んできたヤクザをはずみで殴ってしまい、一撃で即死させてしまいます。
つまり、整理しますと。
ということになるわけです。さすが梶原宇宙の業の深さですなぁ。
<注>このエントリは、実在の人物をモデルとしたフィクションです。事実と異なる点があります。