真・電波大戦

Leiermannさんのこちらのエントリを見ました。


ビックリしましたね。

武器としての電波の悪用を糾弾する!

武器としての電波の悪用を糾弾する!

この本の著者として知られる石橋輝勝氏、今は千葉県の八街市議会議員なんだそうです。

トンデモ本の世界R

トンデモ本の世界R

98年の「別冊宝島」や、「トンデモ本の世界R」でも紹介されています。山本弘会長はいつものようなカラッとした口調でネタにしてますが、そんな無邪気に扱っていい人なのかなぁと思ったものでした。



石橋先生は、「組織犯罪としてある見えないテクノロジーによる被害者の会」の代表を務められており、こちらで趣意書が読めます。

電磁波による健康被害、というのは気にしている人もけっこういらっしゃるようですが、石橋先生によると健康被害どころでなく本能や感情を操作することもでき、肛門筋を操作して便をゆるくさせたりもできるんだそうです。

先生がインドに旅行されたときに下痢になったのも、広島で酢ガキを食べて腹痛を起こされたのも、もちろん電波のせいだそうです。


また、電波は機械や天候も操作することができ、カーナビを操作して、石橋先生の運転する車の周囲にナンバープレートに4や9の数字を持つ車を集めたり、走行距離や時計にふと目をやるとやはり4や9が表示されていたり、海岸で散歩していたら波が押し寄せたりするそうです。


これらの攻撃を仕掛けているのは「民族や国家を超えた、古代ギリシア以来の科学の発達の主体となった連中」とのこと。
その目的は「科学による世界支配」だそうです。


彼らは「科学による世界支配」のため、お店で働く石橋先生に対し、お札を裏返しにして渡すなどの苛烈きわまる攻撃をしてきたそうですが、それに耐えて市会議員にまでなった石橋先生は、唯一ネ申又吉イエスにも匹敵する偉人であると言えるでしょう。



こういう人は、「メンヘラー」と呼ばれる人たちとはまた違ったカテゴリーに入るんでしょうね。



心の病気を「気の持ちよう」という人は多いです。

たしかに、その通りでしょう。


気を持てなくなる、のが病気なんですから。