Midnite Carnival

GODSMACKの新作が発売になります。

ゴッドスマックIV

このバンドといえば、ヴォーカルの声質がMETALLICAのジェイムズ・ヘットフィールドのそれに似ている、とよくいわれているようですね。

わたし的には、むしろ元OUTRAGEの橋本直樹に似てるなーと思いました。

OUTRAGEといってもご存知ない方の方が多いでしょう。

http://www2.odn.ne.jp/outrage/

1983年に名古屋で結成され、89年にメジャーデビューしたこのバンド。

NWOBHM的な構築美を持った曲調と、ハードコアなパワーを併せ持ったその演奏はまさに和製METALLICAといった感じでした。

ライフ・アンティル・デフ

95年に発売されたこのアルバムが最高傑作といえるでしょう。

とくに、オープニングを飾る「メガロマニア」は超名曲。

しかし、96年に橋本は頚椎損傷の重傷を負い、リハビリの末に復帰したものの98年に脱退してしまいます。

バンドはその後も残された三人（Gu.阿部洋介、Ba.安井義博、Dr.丹下眞也）で活動していますが、やはり橋本の抜けた穴は大きく、正直言って三人編成でのアルバムは魅力に乏しいといわざるを得ません。
聴いても、安井のヴォーカルとしての存在感より、橋本の不在の方を強く感じてしまうというのはとても失礼な聴き方になるんでしょうけどね。

昔、このバンドのライヴに行き、ダイブしたやつの踵が顔面にクリーンヒットして、メガネがぶっ壊れたのもいい思い出です。