あしたのジョー小泉
土曜日に観た、長谷川穂積vsウィラポン・ナコンルアンプロモーションのWBC世界バンタム級タイトルマッチは素晴らしい試合でした。
KOパンチとなった長谷川のライトクロスのタイミングも抜群、近来まれに見る見事なフィニッシュでした。
この試合では、ファイティング原田&浜田剛史の両氏が解説を担当しましたが、この二人は解説者としてはハッキリと差がついていますね。原田氏は声質と発音の明瞭さに問題があり、発言の内容以前に何を言っているのか聞き取れないことがしばしばです。
浜田氏は、独特の訛りがあるため、聞いているだけでなんとも可笑しくなることもありますが、発言の内容は的確だし、声質が明朗なので、少なくとも聞きとれないということはありません。
で、本日はWOWOWで「エキサイトマッチ」を観ながらこの日記を書いております。
地上波のボクシングは生放送が多く、たまにしか放送がないこともあってどこか切羽詰った雰囲気で実況解説が行われますが、WOWOWでは毎週世界タイトル級のビッグマッチがあるし、実況・解説もリアルタイムでやっているわけではないので、どこか余裕のある放送になっています。
少なくとも、ジョー小泉氏のダジャレが地上波のボクシング中継で聞かれることはありえないでしょう。
最近は、ジョー氏のダジャレに対する高柳謙一アナのツッコミが明らかに半ギレであることも少なくありません。
(直線的な動きのボクサーに対して)
ジョー 「右旋回をせんかい」
高柳 「…だからしてるって」
これには、もうたいがいのことでは驚かないつもりだったわたしも度肝を抜かれました。
http://www.wowow.co.jp/excite/contents/cast/cast.html
↑こちらの番組HPには、出演者のプロフィールが載っていますが、どれもジョーのダジャレに対する防御を中心として書かれています。
高柳さんはむしろ攻撃側に回ることもあり、「今日は少ないんじゃないですか?」などと自分から振っておいてクスリともせずに浜田氏に振る、などといった陰湿な手口で対抗しています。
先週などは、ここにゲストとしてあおい輝彦が加わり、なぜか浮かれきったハイテンションぶりで放送席をキリキリ舞いさせていました。
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