アタック・オブ・ザ・キラー・ビーズ！ - 男の魂に火をつけろ！　～はてブロ地獄変～

本日は「女王蜂」を観たのです。

吾郎ちゃんが金田一耕助を演じるこのシリーズも、はや三作目。
だいぶ見慣れてきた感がありますが、今回はちょっとふざけ過ぎではないですか。

横溝正史先生（小日向文世）と金田一が連れ立って温泉に行く（しかも、八つ墓村の洞窟からギってきた黄金で）というのはまだいいとしても、チューリップ帽をかぶったままで温泉に入るというのはいくらなんでもやり過ぎでしょう。

栗山千明は相変わらずキュート（肌の荒れはちょっと気になるが）ですが、この人が「ちょっと興奮すると気を失う深窓の令嬢」といわれてもウソだあという気がしてなりません。

で、このお嬢様が気を失うと、夢遊病のように凶行に及ぶのではないかという疑惑がかけられます。

映画版での中井貴恵とか、ドラマ「横溝正史シリーズ」の片平なぎさとかなら、おとなしそうな令嬢がそんなことを…的な倒錯した猟奇性が出てきますが、栗山千明だったら言い寄る男を普通にブチ殺しててもおかしくないじゃないですか。

今回のドラマでは、杉本哲太が、怪しすぎる祈祷師のコスプレで「首ったけに惚れとるんじゃぁー」と栗山千明に迫るシーンがありました。
ここで栗山千明が気を失い、気が付くと杉本哲太が刺し殺されているという展開があるわけですが。

気を失う瞬間の表情はどう見てもゴーゴー夕張になってました。

それって、鬼殺しをラッパ飲みしてナンパ男の臓物をぶちまけるあのシーンへのオマージュですか。