遠い遠〜い南の島に行きたいなぁ

日々の暮らしはいつもせわしなく、何かに追い立てられるようにして過ぎ行くもの。
そんな毎日を過ごしていると、時には今日のタイトルのような思いにとらわれることもあるでしょう。


タヒチとかプーケットとか、あるいは台湾とか香港とか、もしくはサイパンとかパラオとか。最後の二つはなんか新日本プロレス臭がする地名ですね。長州力といえばサイパン、という(笑)

まぁ赤道周辺ならばリゾートにもなるんですが、今回は「納涼男祭り2」として南を極めることにします。

南極物語 [DVD]

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健さんの魅力をフルに発揮させるため、地球最強の極寒の地へと飛んだ犬たちの姿には感動するしかありません。
わたしは子供のころに一度観たっきりでもう20年くらい観てないんですけどね。


だって、犬がどんどん死ぬんですよ。観れねーよ、そんなの。



そして、南極といえばこの作品も忘れるわけにはいきません。

我らがスネーク先生、今回は南極基地で大暴れです。
ロブ・ボッティン大先生によるクリーチャー造形は、その後のホラー作品に大きな影響を与えてますね。
決まった形を持たないという今回のエイリアン、犬になって体内から触手をビシュンビシュン出したり、おっさんの頭から脚を生やして伊勢海老みたいにギチギチ動いたりと大活躍。これなら「物体X」というにふさわしいですね。


で、この「遊星からの物体X」という映画は、「遊星よりの物体X」という作品のリメイクなわけです。この辺はややこしいのでご注意。試験に出ますからね(何の?)

遊星よりの物体X [DVD]

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こちらの物体Xは、ちゃんと人間の形をしていておまけに服も着てます。触手をビシュンビシュン出すどころか、武器としてその辺に落ちてた角材を拾って使おうとするほどの文明人。


物体呼ばわりは失礼ですよ。


こんな話の通じそうなヤツを殺しちゃっていいのかなぁ。外交官だったらどうすんの。

影が行く―ホラーSF傑作選 (創元SF文庫)

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んで、原作はこちら。
物体X、なんて言葉は影も形もありません。


まぁSFを映画化したら原作とはかけ離れた作品になる、というのは鉄則ですね。

今週の「ウルトラマンマックス

帰ってきたウルトラマン」第二話「タッコング大逆襲」のリメイクでしたね。

DVD帰ってきたウルトラマン VOL.1

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ウルトラマンにつきもののツッコミである、


「なんで最初っから変身しないの?」


という問いに対する明確な答えですね。


「人間として全力を尽くさない者、ウルトラマンに頼るべからず」


なんですよっ!ウルトラマンはそういう存在なんですよっ!