男のコミックバトン

id:chaaさんからComic batonが回ってきました。

1:本棚に入っているコミックの数

自分の本棚には300冊ぐらい。家族と共有のも含めれば500冊ぐらい。そんなに多くはないけど家が狭いのでたいへんです。

2:今面白いコミック

山田風太郎せがわまさきの「Y十M 柳生忍法帖」ですね。
まだ連載6回目か7回目ぐらいだけど、注目してます。

柳生忍法帖〈上〉 (角川文庫)

柳生忍法帖〈上〉 (角川文庫)

↑こちらは原作の小説。今のところ原作どおりです。

3:いちばん最近買ったコミック

一騎当千 (9) (Gum comics)

一騎当千 (9) (Gum comics)

なんか最近一騎当千」のことばっか書いてるような気がするなぁ。
そんなに面白いか?コレ。
ストーリーの破綻とともにだんだん内容がハードになってきて、この巻なんて表紙の女の子(中学生)の腕がもげるんですよ。キッツイわ、実際。

まぁでもいいや。
もし「今、お前はなに萌えよ?」と問われたら、


呂布萌え」


と答えますね、わたしは。

4:よく読む、思い入れのある5冊のコミック

普通にやったら「愛人」とか「ハネムーンサラダ」も入るんですけどね。

愛人 5 (ジェッツコミックス)

愛人 5 (ジェッツコミックス)

ハネムーンサラダ 3 (ジェッツコミックス)
これだとid:chaaさんとカブるし、今週は男泣き祭りなので、男泣きベスト5ということにします。
①:望月三起也ワイルド7
ワイルド7 (7)

ワイルド7 (7)

おととい、アニメ版について書いたばっかりなんですけどね。
でも、男泣き漫画といえばコレを外すことは絶対絶対ぜぇーったいできないんですよぉぉおお。
ほかには、園田健一GUN SMITH CATS」や広江礼威BLACK LAGOON」などもありますが、ガンアクションものを代表して「ワイルド7」を挙げておきます。


②:岩明均寄生獣

寄生獣(完全版)(1) (KCデラックス)

寄生獣(完全版)(1) (KCデラックス)

ちょっとベタかなーとは思いましたけどね。
コレに関しては、すごく思い入れがあるんですよ。

連載当時まだ学生だったわたしは、教室に単行本を備え付けて級友たちに強引に読ませて、クラスにブームを起こしたものです。
自分ひとりで読むにはあまりにも勿体無かったから。

偉い人が褒めたわけでも、アニメやタイアップがあったわけでもありませんでした。
それでもヒットしたのはきっと、全国にわたしのようなボンクラがたくさんいたのでしょう。
そうやってヒットにつながった、「俺たちの名作」という感じのある作品でした。
連載当時の月刊アフタヌーンの比類ない充実度とともに、思い出深い作品です。


③:永井豪デビルマン

デビルマン(5) (講談社漫画文庫)

デビルマン(5) (講談社漫画文庫)

もはや「男泣き」という枠をもぶっちぎった、漫画史上最大の名作の一つです。
わたしの人格形成に計り知れないほど大きな影響をもたらした作品。
コレ以来、人類に危機が訪れる作品を観ると全部「『デビルマン』やん!コレ」と言ってしまうようになってしまいました。
田中ユタカ先生の「愛人」も、迷うことなくデビルマンもの」の一つとカテゴライズしています。
「呪い」って、要するに「デーモンの無差別合体」でしょ?


④:「ネ暗トピア」「あんたが悪いっ」など、いがらしみきおの諸作品

いがらしみきお自選集 (1)

いがらしみきお自選集 (1)

正気と狂気、悪意と殺意、田舎とド田舎、非モテと超非モテ、それら諸々のボーダーを易々と破壊しつくした、ネガティブ想念の結晶のごときギャグの奔流。
ぼのぼの」しか知らない、という人にはあえてお勧めしません。知らないで済むならその方がいい。


⑤:荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険

ジョジョの奇妙な冒険 10 (ジャンプコミックス)

ジョジョの奇妙な冒険 10 (ジャンプコミックス)

第一部から「スティール・ボール・ラン」に至るまで一貫して大好きな作品ですが、男泣きポイントが最高点を記録するのは、この10巻収録の「鮮赤のシャボン」及び「シーザー最後の波紋」のエピソード。
くわしくは明日書きます。



「人間の性、悪なりっ!!」


創作活動の難しさ、才能の枯渇ということの恐ろしさをも教えてくれる凄い作品です。

作中、主人公・大東徹源の従者であるチャンプキラー・ゴルゴが食べる生カキのうまそう感も最高でした。

バトンを回す人たち

とりあえず、こちらから回すことはしません。
どなたか、「我こそは!」と思う方はコメントかトラバお願いします。