フランス人に死を!はイタリアの叫びです。

朝のワイド番組には、時刻の変わり目に必ず星占いがあります。
こういう占いはOLさんを対象としていますから、わたしが見てどうなるものでもないんですけどね。
「牡牛座のあなた、ラッキーアイテムはローヒールの靴です」
なんて言われてもどうすればいいのかわかりません。


さてさて。
ある日の占いで
「牡牛座のあなた、ラッキーアイテムはイタリア映画です」
というのがありました。

世の中では、イタリアというのはオサレの代名詞みたいになっています。
かの「電波男」でも、「負け犬の遠吠え」のポルチーニ茸のくだりを引用して激しく笑ってましたしね。

電波男

電波男

負け犬の遠吠え

負け犬の遠吠え

そんなにイタリア料理に詳しいオトコがカッコイイんであれば、専門学校にでも行っていいオトコを物色すればいいんじゃないか、と思います。


まぁそういうわけですから、この占いの台本を書いた構成作家の頭にはたぶん「イタリア映画」といえば「ライフ・イズ・ビューティフル」とか「ニュー・シネマ・パラダイス」とかしかなかったんでしょう。

ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]

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ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD]

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たしかにイイ映画です。たしかに感動します。



しかし、わたし的にはイタリア映画といえばこっちなんですけどねぇ。

情無用のジャンゴ [DVD]

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皆殺しのジャンゴ [DVD]

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血斗のジャンゴ [DVD]

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「ジャンゴ」って、響きがいいじゃないですか、やっぱり。
ジャンゴロジー~スペシャル・エディション

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こちらはとりあえず関係ありません。


そして、首チョンパに話を戻しますとやっぱりコレですね。

アンディ・ウォーホルが制作したというこの作品。
あんまりアーティスティックな感じはしません。とにかくはらわたがビロビローンと出て、でっかいハサミで男の首をジャッキーンと切って、キ○ガイ博士のお腹に槍を刺すと内臓がボヨヨーンと出て、まぁそんな映画です

こんな説明ではさっぱりわからないと思うので一応ストーリーを紹介しておきますと、キチ○イ博士が死体を繋ぎ合わせて人造人間のカップルを作るんですよ。んでまぁ女の方はナイスバディの美女ができたんですが、男の方は、精力絶倫男の体にイケメンの頭をくっつけたのはいいものの、イケメンがホモだったので役に立ちませんでしたジャジャーンという、まぁそんな映画です

おまけにこの映画、3D映画として作られてまして、博士の助手がおばさんの腹を裂いてはらわたがビロビローンのシーンとか博士の腹から内臓がボヨヨーンのシーンとか、2Dで見ると意味不明なカット割りになっています。

まぁこんなものを3Dで観たい人はあんまりいないと思いますが。



ビロビローンとかボヨヨーンとかジャジャーンとかばっかり言ってると品性を疑われそう(今さら何を)なので、一応こういうのも挙げておきましょう。

ひまわり デジタルリマスター版 [DVD]

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昨日・今日・明日 [DVD]

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若い頃のソフィア・ローレンって、絶対小池栄子に似てると思うのはわたしだけでしょうか。